たかの特撮ブログ

特撮ブログです。
ウルトラシリーズを軸に
特撮関連の記事を書いています。

     中野ブロードウェイにある「墓場の画廊」に行ってきた。円谷コンベンションの前哨戦としてポップアップストアが開催されているからだ。今回は放送25周年となるウルトラマンガイアがフィーチャーされている。


    ・ガイアがお出迎え
    アグルの光を得たV2のバージョンである。
    一番の必殺技である「フォトンエッジ」が頭部から発射されたのは驚いた。
    胸に走る黒いラインは今思えば斬新だったのかもしれない。

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    ・フォトコーナーにはガイアとアグル

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    ・スチール写真の数々
    もう一度全話観返したくなってしまう。

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    ・XIGのユニフォーム
    ティガ、ダイナでは防衛隊のユニフォームがつなぎだったのに対し、ガイアのXIGでは上下セパレート。暑さ面で俳優たちの負担は軽減されたのではないか。

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    ・おそらく劇中で使われたものであろう、ファイターEX、変身アイテムであるエスプレンダーとアグレイター。エスプレンダーは思ったより小さかった。アグレイターはウィング部分に施されている文字的な装飾が良かった。

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    ・ガイア(SV)の飛び人形、テンカイのコア、ソフビ類

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    ・台本展示もあった。
    開かれていたのはイザクの回のページだった。

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    ・この日の戦利品
    クリアファイルとポストカード。

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    世紀末思想をベースに根源的破滅招来体が設定され、地球環境・生態系といった問題を扱った回も多かった。ガイア(地球)理論からネーミングされたウルトラマンガイア。

    現実の世界では、地球を救う方法を分かっていながら、資本主義に毒され過ぎて地球破滅への道を止められない愚かな人類が蔓延っているわけだが、もし地球の意思としてガイアが現れたら、地球を守るため、まず人類を滅ぼすかもしれない。。。

    あくまで30分の特撮番組なので、地球を救う具体的な手立ての紹介というよりは、マクロな視点からの警鐘・問題提起に留まざるを得ないところがもどかしくはあるが、今一度、地球について考えるきっかけとして観るべき作品ではないだろうか。

    [参考]
    墓場の画廊

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     池袋パルコにて開催中の「ULTRASEVEN6+1展」に行ってきた。

    展示品は多くなかったが、改めて考えさせられる内容だった。

    というのも、令和となった今も戦争は絶えず繰り返され、ロシア・ウクライナ間の戦火に日本も巻き込まれる可能性がある昨今、セブンの掲げる「反戦平和」のテーマが強く想起されるからだ。


    ・ウルトラセブン
    入場するとセブンがお出迎え。バックに書いてある「デュワ」がストレートすぎてにんまりしてしまうが、強さと柔和さが共存する顔、とりわけ目のデザインがすばらしいなぁと改めて思う。

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    ・巨大アイスラッガー。
    展示品の中で、各俳優やアーティストがアイスラッガーの型に色とりどりのデザインを施したものがあり、それぞれ元となる絵画やコメントが寄せられていた。『ウルトラマンギンガS』でアンドロイドワンゼロを演じた最上もがの作品もあり、鮮やかな薄黄緑に染められたアイスラッガーが一番印象的だった。

    他に、錠マエというイラストレーション作家の作品は、キングジョーの各所から紫陽花が咲き乱れているもので、沖縄の喜納昌吉の訴えと通ずるものを感じた。

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    ・セブン、ゼロ、ゼット
    最後はセブン、ゼロ、ゼットの3人がお見送り。ゼットの眼やカラータイマーの発光装飾や各スーツの口や耳のスリットまで、近くに寄って観察させてもらった。

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    あるアーティストのコメントの中に、「政治・外交の失敗で戦争は起こる」「拳銃は人を殺す為の道具でしかない」とあり、同じように「人間と宇宙人の間に立つが仲裁・調停に失敗するセブン」「アイスラッガーは敵を殺す為の武器でしかない」という主旨の言葉があり、その人の作品は赤いアイスラッガーの中に、小さくより鋭利な白いアイスラッガーが描かれていた。

    上手く立ち回って闘い(戦争)を回避することに失敗した時点で敗北しているセブン、事態収拾を図るために仕方なくアイスラッガーを振るうセブン、、、そんな悲しい未来を招かないために反面教師的に描かれた作品。それが『ウルトラセブン』なのだ。そんな主張が読み取れた。

    では、今の日本が取るべき行動とは何か。セブンをヒントにそんなことを考えた。

    cf.)『ウルトラセブン』総論はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/6375058.html

    [参考]
    ULTRASEVEN6+1展
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     半年ぶりに墓場の画廊に行ってきた。「ウルトラマンタロウ」展の最終日に滑り込みセーフ。

    ・タロウがお出迎え。
    セブンタイプで赤を基調とし、胸のプロテクターは装着というよりは若干羽織っているようなデザイン。頭の角は大きすぎず、小さすぎず、絶妙な大きさ・位置である。この角がもっと大きかったら威厳がありすぎて不恰好に見えてしまうだろう。逆に、小さくても弱そうに見えてしまう。炎技が多く、ウルトラダイナマイトが有名だが、寿命を縮めるらしく、一度は封印したとか。しかし、最近再び多用してしまっているので、突然死が危ぶまれるところである。。。

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    ・少年時代のタロウ。通称・コタロウ。
    映画『ウルトラマン物語』で登場した。ドックンとのやり取りが印象深い。

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    ・各種プロップや人形、台本。

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    ・飛行人形。

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    ・スチール写真の数々。
    タロウ怪獣は改造怪獣や二世怪獣が多く、そのほとんどがふにゃふにゃした質感の着ぐるみで改悪の印象があるが、見方を変えればかわいくもあり、愛嬌溢れている。

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    ・今日の戦利品。
    ポストカードセットは外せない。あとはポロシャツ。『ウルトラマンマックス』の防衛チーム・DASHのロゴマークが入っている。残り僅かなのか、安くなっていたので衝動買いしてしまった。

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    近年はタイガという息子も登場し、ウルトラの父と母はついに「じいちゃん」「ばあちゃん」と呼ばれることに。「ウルトラのじじ・ばば」は禁句。

    ウルトラダイナマイトで梅雨の湿気を吹き飛ばしてしまいたい今日この頃である。。。

    [参考]
    墓場の画廊

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