7月17日(土)放送の『ウルトラマントリガー』第2話「未来への飛翔」はギマイラとダーゴン登場回。脚本はシリーズ構成も務めるハヤシナオキ。監督はメイン監督の坂本浩一。

・ケンゴ母との会話シーン。卓上の回る観葉植物が火星での近未来生活っぽい。

・GUTS-SELECTのメンバーと顔合わせ。「よろしくお願い〇✕△・・・」と噛むケンゴ。わかる。こういうときって緊張するよな。

・アキト「うざい」と言い放ち、ユナに触れるケンゴを跳ね飛ばす。ユナのことが好きなようだ。ケンゴとの三角関係が今後気になるところ。

・八つ墓村状態のダーゴン。過去に何があった。起きて早々、カルミラのドSな蹴りを喰らう。どうやらトリガーのことを「好敵手」と呼んでいるようだ。因みにダーラムは「マイフレンド」だった。

・ギマイラ登場。トリガーとの戦闘になり、PVでも使われていたトリガーが跳びかかるカットが良い。ゼロ距離でゼペリオン光線を放ち、爆風で吹っ飛ばされるトリガー。まだ戦闘においては経験値が高くないことを物語っている。

・ダーゴン登場。超古代の言語を話し、人間には意味不明な音声にしか聞こえない設定が良い。

・ビルに埋め込まれ、連続パンチを喰らいビルを突き抜けるトリガー。最近はビル貫通破壊が流行りなのか。

・アキトとの軋轢がシリーズ構成上しばらく続くかと思いきや、ミツクニがアキトに頼んだことで、意外とすんなりケンゴに協力するアキト。素直だな。

・「ここからは第2ラウンドだ」の台詞は、アスカの「本当の闘いはここからだ」のオマージュだろうか。

・パワータイプ登場。グルグルカットからの巴投げ。BGMが良い。また、デラシウム光流で体の金のラインが光る演出も良かった。

・水中戦へ。ダーラム戦のオマージュだろう。サークルアームズ・パワークローは使い辛そう。


 全体的に要素が多すぎて消化不良を起こしてしまっている印象があった。ギマイラが噛ませ犬的に扱われ、早々にやられていく様に不満を持ったファンもいるようだ。悪の枢軸である闇の3巨人が存在する以上、怪獣たちが今後も使い魔的に消費されるのは必至で、構成上仕方ないのかもしれない。

 ただ、アキトとケンゴが割と簡単に繋がったのは拍子抜けで、もう数話くらい軋轢を引き摺ってもよかったのではと思う。まぁ、ユナをめぐる三角関係は継続して描かれそうではあるが・・・。

 アキトがイーヴィルティガ的な存在の候補ならば、今回は完全な和解と見るよりも一時停戦と見ておきたい。

cf.)第3話はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/10710980.html

cf.)第1話はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/10578400.html

[参考]
TV『ウルトラマントリガー』©2021円谷プロ・ウルトラマントリガー製作委員会・テレビ東京

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