8月21日放送の『ウルトラマントリガー』第5話「アキトの約束」はデスドラゴ登場回。脚本は根元歳三。監督は武居正能。
・6年前に現れたというデスドラゴが再び登場。アキトは避難誘導の任務を勝手に離れ、無謀にもひとりで怪獣に立ち向かう。
・トリガー登場、アキトをかばい、振り向きざまに光線発射。スペシウム!?
・3日間の謹慎をくらうアキト。ユナはケンゴにアキトの過去を語る。デスドラゴのせいで両親を亡くしたアキトはシズマ家の居候になったのだ。6年前にガッツウィングを操縦していたのはミツクニだと判明。令和にガッツウィングを拝めるとは。眼福。
・白いバラをアキトに渡すケンゴ。白いバラの花言葉は「約束」。植物学者だから花を使ったのだろうが、そういう設定抜きで普通に見たら誤解を招きかねない。。。「ウザイんだよ!」と言い放つアキト。
・再びデスドラゴ登場。ダーゴンも現れ、ユナを狙う。ケンゴはデスドラゴ退治を、アキトはユナ救出を、それぞれ任せ合う。友情の萌芽が芽生えた印象。
・「俺はユナの笑顔を守るんだー!」ユナのもとに辿り着き、ダーゴンと対峙するアキト。ユナがエレキングキー、アキトがガマクジラキーをそれぞれ使うが、ダーゴンには通用しない。ガマクジラの鳴き声はなかなかレア。聴けてよかった。
・ユナ、ダーゴンにビンタする!「私たちは、人間は、あなたたちなんかに負けない!絶対に!」面喰い、退却するダーゴン。良い雰囲気になるアキトとユナ。
・スカイタイプでデスドラゴを撃破。ダーゴンは深海でつぶやく「人間かぁ・・・」あのビンタでダーゴンの中の人間観が変わったのだろうか。
・謹慎3日間延長をくらうアキト。処分としてはちょっと甘い気がするが、相手は高校生というのもあるし、ユナを助けたのも考慮に入れたのだろう。
新怪獣デスドラゴ、左右非対称のデザインは割と珍しい方だが、もともとは左右対称に角があって、6年前に片方を破損したという設定だった。カルミラに強化されたあとは赤黒い電撃も放っていたが、他はこれといって特徴的な生態は描かれていない。他作品で再度登場するかもしれず、まだ謎に包まれた存在だ。
今回はアキト回であったが、アキトとユナの絆の深さやケンゴとの友情の萌芽、そしてダーゴンの動揺がキーポイントだろう。今後、ユナをめぐる三角関係が明るく描かれていくのか、暗い展開を見るのか。そしてダーゴンの心の動き。気になるところである。
前作の『ウルトラマンゼット』は全体的に縦軸の強いシリーズ構成だったが、今回はどうなのだろう。闇の3巨人が存在するので、今後縦軸が強めになってくる可能性が高いと思われる。しかし、武居監督回の第4、5話はまだそこまで縦軸の縛りは感じない。初期ウルトラシリーズは基本的に1話完結のオムニバス形式で各々の話に各監督・脚本の個性や面白さがあるところが魅力であったが、近年の製作体制は2クールで収めなければならないので縦軸が強めの傾向がある。今作に登場するGUTS-SELECTは隊員数が多めなので、全員を掘り下げるだけの余裕はないかもしれない。あまり期待しない方が良さそうだ。その分、縦軸の面白さがあると信じたい。
cf.)第6話はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/11238712.html
cf.)第4話はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/10830775.html
[参考]
TV『ウルトラマントリガー』©2021円谷プロ・ウルトラマントリガー製作委員会・テレビ東京
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・6年前に現れたというデスドラゴが再び登場。アキトは避難誘導の任務を勝手に離れ、無謀にもひとりで怪獣に立ち向かう。
・トリガー登場、アキトをかばい、振り向きざまに光線発射。スペシウム!?
・3日間の謹慎をくらうアキト。ユナはケンゴにアキトの過去を語る。デスドラゴのせいで両親を亡くしたアキトはシズマ家の居候になったのだ。6年前にガッツウィングを操縦していたのはミツクニだと判明。令和にガッツウィングを拝めるとは。眼福。
・白いバラをアキトに渡すケンゴ。白いバラの花言葉は「約束」。植物学者だから花を使ったのだろうが、そういう設定抜きで普通に見たら誤解を招きかねない。。。「ウザイんだよ!」と言い放つアキト。
・再びデスドラゴ登場。ダーゴンも現れ、ユナを狙う。ケンゴはデスドラゴ退治を、アキトはユナ救出を、それぞれ任せ合う。友情の萌芽が芽生えた印象。
・「俺はユナの笑顔を守るんだー!」ユナのもとに辿り着き、ダーゴンと対峙するアキト。ユナがエレキングキー、アキトがガマクジラキーをそれぞれ使うが、ダーゴンには通用しない。ガマクジラの鳴き声はなかなかレア。聴けてよかった。
・ユナ、ダーゴンにビンタする!「私たちは、人間は、あなたたちなんかに負けない!絶対に!」面喰い、退却するダーゴン。良い雰囲気になるアキトとユナ。
・スカイタイプでデスドラゴを撃破。ダーゴンは深海でつぶやく「人間かぁ・・・」あのビンタでダーゴンの中の人間観が変わったのだろうか。
・謹慎3日間延長をくらうアキト。処分としてはちょっと甘い気がするが、相手は高校生というのもあるし、ユナを助けたのも考慮に入れたのだろう。
新怪獣デスドラゴ、左右非対称のデザインは割と珍しい方だが、もともとは左右対称に角があって、6年前に片方を破損したという設定だった。カルミラに強化されたあとは赤黒い電撃も放っていたが、他はこれといって特徴的な生態は描かれていない。他作品で再度登場するかもしれず、まだ謎に包まれた存在だ。
今回はアキト回であったが、アキトとユナの絆の深さやケンゴとの友情の萌芽、そしてダーゴンの動揺がキーポイントだろう。今後、ユナをめぐる三角関係が明るく描かれていくのか、暗い展開を見るのか。そしてダーゴンの心の動き。気になるところである。
前作の『ウルトラマンゼット』は全体的に縦軸の強いシリーズ構成だったが、今回はどうなのだろう。闇の3巨人が存在するので、今後縦軸が強めになってくる可能性が高いと思われる。しかし、武居監督回の第4、5話はまだそこまで縦軸の縛りは感じない。初期ウルトラシリーズは基本的に1話完結のオムニバス形式で各々の話に各監督・脚本の個性や面白さがあるところが魅力であったが、近年の製作体制は2クールで収めなければならないので縦軸が強めの傾向がある。今作に登場するGUTS-SELECTは隊員数が多めなので、全員を掘り下げるだけの余裕はないかもしれない。あまり期待しない方が良さそうだ。その分、縦軸の面白さがあると信じたい。
cf.)第6話はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/11238712.html
cf.)第4話はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/10830775.html
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