8月28日(土)放送の『ウルトラマントリガー』第6話「一時間の悪魔」はサタンデロス登場回。脚本は根元歳三。監督は武居正能。

・いきなりサタンデロスに敗北するトリガー。ゼペリオン光線も効かず、バリアで弾かれてしまう。それを眺めるイグニス。何か思うところがあるようだ。

・サタンデロスが地球に現れてから、トリガーは既に3連敗したらしい。マルゥルの情報により、もとはギガデロスだったことが判明。

・イグニスがナースデッセイ号の作戦室に登場。100年前に滅ぼされた星、リシュリア星の出身らしい。ということは少なくとも100歳以上の年齢ということか。

・ナースキャノンでバリアに亀裂を入れ、イグニスがそこに飛び込み、バリア発生装置を破壊する作戦が決定する。

・イグニスとの会話でユナに正体を気付かれそうになり、「鳥がー!」と叫ぶケンゴ。誤魔化し方が苦しい。

・シュミレーションを完了したヒマリ「こっちもOK!」満面の笑み。普段クールな分、笑顔がまぶしい。

・作戦成功寸前でヒュドラムの妨害!マルチタイプ参上!GUTS-SELECTがサタンデロスを、トリガーがヒュドラムを、それぞれ相手にする。

・ユナ、一瞬覚醒し、ヒュドラムの攻撃を防ぐ。

・スカイタイプ、ソードも普通に使えることが判明。フェンシングのような高速乱れ突きがカッコよかった。

・サタンデロスはナースキャノンで、ヒュドラムはランバルト光弾で撃破。スカイタイプのケツをあおり、奥にもくもくと上がる煙のカット。今までありそうでなかったアングルが新鮮だった。

・イグニスの回想。リシュリア星を滅ぼしたのはヒュドラムだった。「1人食べ残してしまったようです」まさかリシュリア星人を食べたのだろうか?それとも比喩的な意味だろうか?

 オカグビラのときはコメディ担当のような扱いだったイグニスだが、今回はGUTS-SELECTとともに大活躍だった。とくにファルコンから跳び下りてサタンデロスに突っ込むシーンはカッコよかった。ヒュドラムとの因縁も明らかとなり、ラストシーンから察するに、巨大化を目論んでいる模様。闇トラマン化の候補の一人である。

 サタンデロスは『ウルトラマンタイガ』第14話「護る力と闘う力」に登場したギガデロスの改造。科学者イルトの過去の清算の旅はまだ続いているようだ。今後も形を変えて○○デロスとして改造された個体が出てきそうな予感。

 また、時計仕掛けの敵という点で、『ウルトラマンジード』第20話「午前10時の怪鳥」に出て来たギエロン星獣にも似ている。ただし、ギエロンの場合は毎回ジードやゼロにやられて復活するという逆パターンだが。話の発想自体も「午前10時の怪鳥」がヒントになっているのかもしれない。

 次回は田口監督によるゼット客演回。楽しみである。

cf.)第7話はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/11320419.html

cf.)第5話はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/11157640.html


[参考]
TV『ウルトラマントリガー』©2021円谷プロ・ウルトラマントリガー製作委員会・テレビ東京

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