9月25日(土)放送の『ウルトラマントリガー』第10話「揺れるココロ」はザラガス登場回。脚本は林壮太郎。監督は辻本貴則。
・ダーゴン「我は我に問う。この想いはいったい何なのだと・・・」手すりを掴みながらユナを眺め「ん~」と唸る。それを見たイグニス、一発でダーゴンの気持ちに気づく。イグニス、勘が良い。経験豊富なのだろうか。
・イグニス「恋。こ~~~い!」「この世の生きとし生ける者は、恋を重ねて、強くなる。強くなる!」この「強くなる」という言葉に強く反応するダーゴン。それは精神的な強さなのだが。。。
・石板によると、3000万年前の怪獣出現はエタニティ・コアが関係しているようだ。
・ユナに壁ドン・バックハグ・頭なでなでを試すが、全て力が強すぎて裏目に出るダーゴン。ユナはアキトからもらったスタンガンを使う。
・ダーゴンの表情がなぜか分かるケンゴ。不思議。
・地団駄を踏むダーゴンもかわいい。その衝撃で目を覚ますザラガス。今回は割と普通の出現だった。鉄塔を引き抜くのは原典のオマージュか。
・トリガー出現!内引きカットはマンションの2部屋を行ったり来たり。内装もよく作り込まれており、一方のテレビには辻本監督の愛犬・むつきちゃんが出演しており、もう一方のテレビにはトリガーとザラガスの戦闘が中継されていた。さらにお掃除ロボット(少し大きめ?)が自動で動く様子も。ルンバだろうか。芸が細かい。
・トリガーの光線を吸収し、第2段階に変形するザラガス。これまでは一旦攻撃を喰らって倒れたりしてから強化変形していたが、今回は攻撃を喰らう描写が省かれ、「吸収」の様子がCGでしっかり表されていた。
・第3段階に変形するザラガス。背中や胸からのトゲトゲから電撃攻撃を放つ。『ウルトラマンギンガ』(2013)のときは造型でトゲが作られていたが、今回はCG表現のみのようだ。確かにその方がカッコよく見えるが、造型のトゲもふにゃっ・と曲がった感じが不恰好でかわいらしく、好きだったのだが。
・液体窒素で冷却すると第2段階へ弱体化。なるほど、たしかに原典の『ウルトラマン』(1966)では熱そうな赤い煙を出して変形を遂げていた。細胞変化には熱が大きく関わっている模様。
・パワータイプ、ザラガスの放つ光を搔い潜り、連打!ユナとアキトの方へ倒れてくるザラガスをダーゴンが人差し指で止め、吹っ飛ばす。「誰かを守りたい」という想いが人を強くすると学び、実践してみたのだろうか。
・デラシウム光流でザラガスを撃破。
・アキトの恋心を見抜くダーゴン。人の気持ちが分かるようになってきたらしい。
・石板から、トリガーも闇の巨人だったことが判明。次回への伏線だ。
恋に戸惑い、無骨に不器用にユナにアタックするダーゴンがかわいらしく見えた。「強さ」を求める愚直さ故に、イグニスの言葉に乗せられてしまうあたり、性格的に夏目漱石の『心』に登場するKに似ている。闇の3巨人の中で、一番仲間に引き入れられそうなキャラである。
ザラガスは目潰しの光や3段階の変形能力など、要素が多い怪獣。光を避けさせて目潰しを省略したのは、全てを脚本に反映させるとパンクしてしまうからだろう。原典では、ずる賢い闘い方をする印象があったが、今回は割と怪獣然としていた。
そして、内引きカットでお掃除ロボットを登場させるという芸の細かさも辻本監督らしい。今回もミニチュア愛が炸裂していた。
次回はついにトリガーダークが登場。
cf.)第11話はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/11830671.html
cf.)第9話はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/11594906.html
[参考]
TV『ウルトラマントリガー』©2021円谷プロ・ウルトラマントリガー製作委員会・テレビ東京
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・ダーゴン「我は我に問う。この想いはいったい何なのだと・・・」手すりを掴みながらユナを眺め「ん~」と唸る。それを見たイグニス、一発でダーゴンの気持ちに気づく。イグニス、勘が良い。経験豊富なのだろうか。
・イグニス「恋。こ~~~い!」「この世の生きとし生ける者は、恋を重ねて、強くなる。強くなる!」この「強くなる」という言葉に強く反応するダーゴン。それは精神的な強さなのだが。。。
・石板によると、3000万年前の怪獣出現はエタニティ・コアが関係しているようだ。
・ユナに壁ドン・バックハグ・頭なでなでを試すが、全て力が強すぎて裏目に出るダーゴン。ユナはアキトからもらったスタンガンを使う。
・ダーゴンの表情がなぜか分かるケンゴ。不思議。
・地団駄を踏むダーゴンもかわいい。その衝撃で目を覚ますザラガス。今回は割と普通の出現だった。鉄塔を引き抜くのは原典のオマージュか。
・トリガー出現!内引きカットはマンションの2部屋を行ったり来たり。内装もよく作り込まれており、一方のテレビには辻本監督の愛犬・むつきちゃんが出演しており、もう一方のテレビにはトリガーとザラガスの戦闘が中継されていた。さらにお掃除ロボット(少し大きめ?)が自動で動く様子も。ルンバだろうか。芸が細かい。
・トリガーの光線を吸収し、第2段階に変形するザラガス。これまでは一旦攻撃を喰らって倒れたりしてから強化変形していたが、今回は攻撃を喰らう描写が省かれ、「吸収」の様子がCGでしっかり表されていた。
・第3段階に変形するザラガス。背中や胸からのトゲトゲから電撃攻撃を放つ。『ウルトラマンギンガ』(2013)のときは造型でトゲが作られていたが、今回はCG表現のみのようだ。確かにその方がカッコよく見えるが、造型のトゲもふにゃっ・と曲がった感じが不恰好でかわいらしく、好きだったのだが。
・液体窒素で冷却すると第2段階へ弱体化。なるほど、たしかに原典の『ウルトラマン』(1966)では熱そうな赤い煙を出して変形を遂げていた。細胞変化には熱が大きく関わっている模様。
・パワータイプ、ザラガスの放つ光を搔い潜り、連打!ユナとアキトの方へ倒れてくるザラガスをダーゴンが人差し指で止め、吹っ飛ばす。「誰かを守りたい」という想いが人を強くすると学び、実践してみたのだろうか。
・デラシウム光流でザラガスを撃破。
・アキトの恋心を見抜くダーゴン。人の気持ちが分かるようになってきたらしい。
・石板から、トリガーも闇の巨人だったことが判明。次回への伏線だ。
恋に戸惑い、無骨に不器用にユナにアタックするダーゴンがかわいらしく見えた。「強さ」を求める愚直さ故に、イグニスの言葉に乗せられてしまうあたり、性格的に夏目漱石の『心』に登場するKに似ている。闇の3巨人の中で、一番仲間に引き入れられそうなキャラである。
ザラガスは目潰しの光や3段階の変形能力など、要素が多い怪獣。光を避けさせて目潰しを省略したのは、全てを脚本に反映させるとパンクしてしまうからだろう。原典では、ずる賢い闘い方をする印象があったが、今回は割と怪獣然としていた。
そして、内引きカットでお掃除ロボットを登場させるという芸の細かさも辻本監督らしい。今回もミニチュア愛が炸裂していた。
次回はついにトリガーダークが登場。
cf.)第11話はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/11830671.html
cf.)第9話はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/11594906.html
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