中野ブロードウェイにある「墓場の画廊」にて「ウルトラセブン55周年記念POP UP STORE」が開催されていたので行ってきた。

・セブンがお出迎え。エメリウム光線のポーズだ。
 スーツアクターである上西弘次が典型的な短足日本人体型だったことから、上半身に趣向を凝らし、下半身はあっさりとしたデザインにし、極力上半身に目が向くようにしたという。
 また、ウルトラマンをデザインしたときに勝手にカラータイマーをつけられたことから、予め額にビームランプを設置し、カラータイマーをつけられないように牽制したらしい。のちの『平成ウルトラセブンEvolution5部作』で、仏の点眼と酷似していることが示唆されている。
 胸部のプロテクターや頭部のアイスラッガーの存在が、より戦闘的な雰囲気を醸し出している。
後のウルトラマンたちはウルトラマンタイプかセブンタイプか、どちらかにデザイン的分類が可能であるが、それほど普遍的なベースデザインを続けて創造してしまう成田亨の天才振りが窺える。

cf.)『ウルトラセブン』総論はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/6375058.html

cf.)平成『ウルトラセブン』総論はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/5958469.html

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・ウィンダム。見たところ、おそらく平成セブンシリーズのタイプだろう。
メタル星の出身ということだが、メタル星にはこういった種族がたくさんいるのだろうか。

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・ウルトラ警備隊の女性隊員服。


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・『ウルトラマンネオス』に登場したセブン21の武器「ヴェルザード」(UP用)や、平成セブンの各台本。

cf.)『ウルトラマンネオス』総論はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/5957792.html


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・平成セブンの「1999最終章6部作」第5話「模造された男」で使用された破損したアイスラッガー。
キングジョーに連続でアイスラッガーを放ち、倒すことに成功するが、そのダメージから一部が欠けてしまう。セブンはその後アイスラッガーを修繕するのか、別のもの取り替えるのかは不明である。その日のメガネを選ぶときのように、普段は何本ものアイスラッガーの中から1本選んで装着しているのだろうか。
 『ULTRASEVEN X』で使用されたエレアの銃や台本等もあった。

cf.)『ULTRASEVEN X』総論はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/6039941.html

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戦利品としては、『ULTRASEVEN X』のポストカードセットを買った。

1月7日より後期展示に切り替わるそうなので、また行ってみようと思う。

[参考]
墓場の画廊
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