===ウルトラマンクレジットメモ===
『ウルトラマン』
◆第1話「ウルトラ作戦第一号」宇宙怪獣ベムラー登場
監督:円谷一 脚本:関沢新一、金城哲夫
ゲスト:渡辺晃三(埼玉県警警邏隊)
※製作順は第9話。
◆第2話「侵略者を撃て」宇宙忍者バルタン星人登場
監督:飯島敏宏 脚本:千束北男
ゲスト:藤田進(防衛軍幕僚長)、幸田宗丸(防衛隊参謀)、緒方燐作(はげたか発射指揮官)
※謎の飛行物体が消えたポイントをハヤタは御殿山(品川区)と報告したが、実際は神奈川県厚木あたり。
◆第3話「科特隊出撃せよ」透明怪獣ネロンガ登場
監督:飯島敏宏 脚本:山田正弘
ゲスト:林家珍平(城跡の警備員)、小高まさる(送電所職員)、渋谷英男(水力発電所職員)、
加藤茂雄(第三火力発電所職員)
◆第4話「大爆発五秒前」海底原人ラゴン登場
監督:野長瀬三摩地 脚本:南川竜
ゲスト;近藤美智子(ミチコ)、大塚周夫(巡視船保安官)
※アメリカ映画『大アマゾンの半魚人』(1954)に影響を受けた成田亨がラゴンをデザイン。
※葉山マリーナは現在も神奈川県三浦郡に実在する施設。
◆第5話「ミロガンダの秘密」怪奇植物グリーンモンス登場
監督:飯島敏宏 脚本:藤川桂介
ゲスト:平田昭彦(岩本博士)、奥野匡(松尾博士)、笹川恵三(山田博士)、若林映子(浜口セツ子)、山中紘(小林記者)
※若林映子は『三大怪獣地球最大の決戦』『宇宙大怪獣ドゴラ』や『ウルトラQ』第9話に出演。
※ロケ地の伊豆シャボテン公園は第20話「恐怖のルート87」でも使われた。
◆第6話「沿岸警備命令」海獣ゲスラ登場
監督:野長瀬三摩地 脚本:山田正弘
ゲスト:柳谷寛(コロンビア丸・斧山船員)、伊藤久哉(ダイヤモンド・キック・中島三郎)、
長谷川弘(ダイヤモンド・キックの子分)、加藤茂雄(神奈川県警巡査)
◆第7話「バラージの青い石」磁力怪獣アントラー登場
監督:野長瀬三摩地 脚本:南川竜、金城哲夫
ゲスト:弓恵子(チャータム)、エドガー・ケイザー(ジム)
※弓恵子は『仮面ライダー』でゾル大佐を演じた宮口二郎夫人。悪女女優として人気を博した。
◆第8話「怪獣無法地帯」どくろ怪獣レッドキング、友好珍獣ピグモン、有翼怪獣チャンドラー、
地底怪獣マグラー、吸血植物スフラン登場
監督:円谷一 脚本:金城哲夫、上原正三
ゲスト:松本朝夫(松井所員)、藤田修治(ピグモン)
※成田亨は当初、レッドキングならぬシルバーキングを作った。
◆第9話「電光石火作戦」ウラン怪獣ガボラ登場
監督:野長瀬三摩地 脚本:山田正弘
ゲスト:佐藤英明(タケシ)、山村哲夫(トシオ)、今井和夫(高原少年団団長)、池田忠夫(土木作業員)
※佐藤英明は『ウルトラQ』「東京氷河期」の沢村治夫少年であり、山田正弘お気に入りの名子役。
※山村哲夫は『ウルトラQ』「地底超特急西へ」のイタチ少年である。
※今井和夫は『ウルトラQ』「ペギラが来た!」の発狂する隊員や「育てよカメ」の教師を演じている。
◆第10話「謎の恐竜基地」エリ巻恐竜ジラース登場
監督:満田かずほ 脚本:金城哲夫
ゲスト:西條康彦(釣り人)、森幹太(中村博士)、谷育子(記者・久保友子)、灰地順(二階堂教授)
※ジラースのスーツアクターは中島春雄。
※取材班が乗っていたのは「ヨタハチ」の愛称で有名な「トヨタスポーツ800」。
※ロケ地は下田。『セブン』21話(ミミー星人)、22話(ブラコ星人)でも使われた。
◆第11話「宇宙から来た暴れん坊」脳波怪獣ギャンゴ登場
監督:満田かずほ 脚本:宮田達男
ゲスト:青島幸男(新聞記者)、山本廉(鬼田)、鈴木和夫(プールサイドの男)
※鈴木和夫は『ウルトラQ』「五郎とゴロー」の五郎。
◆第12話「ミイラの叫び」ミイラ怪獣ドドンゴ、ミイラ怪人ミイラ人間登場
監督:円谷一 脚本:藤川桂介
ゲスト:奥村公延(科学センター警備員・森)、稲吉靖(科学センター警備員・原田)、平田昭彦(岩本博士)
※奥村公延は映画『お葬式』(1984)などで有名な名バイプレーヤー。『ウルトラQ』「地底超特急西へ」の小山運転士や『ウルトラセブン』「遊星より愛をこめて」のスペル星人も演じている。
※警備員事務所の行き先ボードに「首相官邸」と書いてある。
◆第13話「オイルSOS」油獣ペスター登場
監督:円谷一 脚本:金城哲夫
ゲスト:平田昭彦(岩本博士)、宮川洋一(刑事)、梅津栄(酔っ払い)、野本礼三(タンクローリー運転手)、近衛敏明(製油所所長)
※岩本博士、モナス菌について解説。べん毛虫の一種で、水を白濁させ、悪臭を放つ。
◆第14話「真珠貝防衛指令」潮吹き怪獣ガマクジラ登場
監督:実相寺昭雄 脚本:佐々木守
ゲスト:矢野宣(ミワ宝石店店主)、樋浦勉(真珠運搬トラック運転手)、寺田農(助手席の男)
※ここからBタイプ。
※舞台となる三重県は『日本書紀』にも登場する程有名なアコヤガイ(真珠貝)の産地。
◆第15話「恐怖の宇宙線」二次元怪獣ガヴァドン登場
監督:実相寺昭雄 脚本:佐々木守
ゲスト:原保美(工事現場のオヤジ)、川田勝明(ムシバ)、金子吉延(ムシバの友達のひとり)
※ムシバの名前は「たかし」か。あるいは友達のひとり。川田勝明はフジの弟・サトルも演じている。
◆第16話「科特隊宇宙へ」宇宙忍者バルタン星人2代目登場
監督:飯島敏宏 脚本:千束北男
ゲスト:平田昭彦(岩本博士)、池田忠夫(毛利博士)、堤康久(記者A)
※八つ裂き光輪が初登場。
◆第17話「無限へのパスポート」四次元怪獣ブルトン登場
監督:飯島敏宏 脚本:藤川桂介
ゲスト:ハンス・ホルネス(イエスタディ)、那須ますみ(藤井洋子)、永井秀明(福井博士)、
舟橋元(川口博士)
※ホシノ、準隊員に。
◆第18話「遊星から来た兄弟」凶悪宇宙人ザラブ星人、にせウルトラマン登場
監督:野長瀬三摩地 脚本:南川竜、金城哲夫
ゲスト:土屋嘉男(森田博士)、住吉正博(宇宙局局員)、高田稔(防衛軍幕僚会議議長)、森山周一郎(医師)
※首脳会議に金城哲夫。
※バンアレン帯とは、地球大気の高層に存在する強い放射線帯。アメリカの科学者・バンアレンが発見。
◆第19話「悪魔はふたたび」青色発砲怪獣アボラス、赤色火焔怪獣バニラ登場
監督:野長瀬三摩地 脚本:山田正弘、南川竜
ゲスト:福田善之(福山博士)、丸山謙一郎(木村助手)、相沢治夫(石岡博士)、塚田正昭(志賀助手)
※3億5千年前はおそらく3億5千万年前の誤り。
※特撮現場には円谷英二が参加していた。
◆第20話「恐怖のルート87」高原竜ヒドラ登場
監督:樋口祐三 脚本:金城哲夫
ゲスト:金井大(大室山公園管理人)
※静岡県伊東市の伊豆シャボテン公園。本物には「荒原竜」と表記されている。
◆第21話「噴煙突破せよ」毒ガス怪獣ケムラー登場
監督:樋口祐三 脚本:海堂太郎
ゲスト:山中紘(地震研究所職員)、大塚周夫(レストハウス支配人)
※Qの音楽が使われている。
◆第22話「地上破壊工作」地底怪獣テレスドン登場
監督:実相寺昭雄 脚本:佐々木守
ゲスト:福田善之(福山博士)、丸山謙一郎(テレビセンター所員)、フランツ・グルーベル(地底人)、アネット・ソワーズ(地底人・にせアンヌ)
※「地球空洞説」を起源とするSFが一時期流行した。
◆第23話「故郷は地球」棲星怪獣ジャミラ登場
監督:実相寺昭雄 脚本:佐々木守
ゲスト:ピエール・ピロッツ(アラン)
※A.JAMILA1960-1993「人類の夢と科学の発展のために死んだ戦士の魂、ここに眠る」
◆第24話「海底科学基地」深海怪獣グビラ登場
監督:飯島敏宏 脚本:藤川桂介
ゲスト:高橋正夫(公団・吉村総裁)、可知靖之(山川博士)、ハロルド・コンウェイ(ジェニーの父)、エルビラ・フビ(ジェニー)、橘正晃(司会者・金城)
※成田亨によると、魚の怪獣化はフォルムの見当が付くため、あまり気が乗らなかったらしい。
※海底にいたのは、タカアシガニ、ハコフグ、サメ、ウミガメ、マンタなど。
◆第25話「怪彗星ツイフォン」どくろ怪獣レッドキング2代目、冷凍怪獣ギガス、彗星怪獣ドラコ登場
監督:飯島敏宏 脚本:若槻文三
ゲスト:平田昭彦(岩本博士)、勝部義夫(サラリーマン)、中島春雄(中年の男)、毛利幸子(マダム風の女)
※昭和42年元旦に放送された。
※ドラコの右腕は当初、巻かれた鞭だった。レッドキングは白目部分があり、一代目と印象が違う。
※毛利幸子は『Q』「地底超特急西へ」の添乗員Aや『セブン』「ノンマルトの使者」の小学校教師も演じた。
◆第26、27話「怪獣殿下(前・後)」古代怪獣ゴモラ、怪奇植物スフラン登場
監督:円谷一 脚本:金城哲夫、若槻文三
ゲスト:冨田浩太郎(中谷教授)、稲吉千春(治)、宮田洋容(治の父)、緒方燐作(大阪府警警邏隊巡査)
※ゴモラのデザインモチーフは戦国武将・黒田長政の兜。
◆第28話「人間標本5・6」三面怪人ダダ登場
監督:野長瀬三摩地 脚本:山田正弘
ゲスト:田原久子(秋川叶子技官)、鈴木泰明(宇宙線研究所所員)
◆第29話「地底への挑戦」黄金怪獣ゴルドン登場
監督:野長瀬三摩地 脚本:南川竜、金城哲夫
ゲスト:大村千吉(坑夫・山本)、佐田豊(坑夫)
※ゴルドンは時速60キロで地底を進む。
◆第30話「まぼろしの雪山」伝説怪獣ウー登場
監督:樋口祐三 脚本:金城哲夫
ゲスト:富永幸子(ユキ)、山本廉(猟師・町村)、近衛敏明(世話役・秋田)、伊藤実(猟師)
※ロケ地はTBS東丸山スキー場。現在の石内丸山スキー場(新潟県)。
◆第31話「来たのは誰だ」吸血植物ケロニア登場
監督:樋口祐三 脚本:海堂太郎
ゲスト:桐野洋雄(ゴトウ)、中山昭二(二宮博士)、坪野鎌之(巡査)、
◆第32話「果てしなき逆襲」灼熱怪獣ザンボラー登場
監督:鈴木俊継 脚本:藤川桂介
ゲスト:真理アンヌ(パティ)、加藤茂雄(宮の森土地開発現場作業員)、伊藤実(現場主任)
※真理アンヌはインド人の父と日本人の母のダブル。『仮面ライダー』などにも出演している。
※ザンボラーはもともと鎌倉の山中に住む怪獣だったが、人間の土地開発で住み処を追われていた。
◆第33話「禁じられた言葉」悪質宇宙人メフィラス星人、凶悪宇宙人ザラブ星人2代目、
誘拐宇宙人ケムール人2代目、宇宙忍者バルタン星人3代目登場
監督:鈴木俊継 脚本:金城哲夫
ゲスト:川田勝明(サトル)、伊藤久哉(岩本博士(代役))、中島春雄(警官隊隊長)、岩本弘司(警官隊隊員)
※メフィラス星人は『ウルトラマン』において4人目の宇宙人となる。
※宇宙人連合の裏話が『怪獣大全集③怪獣絵物語ウルトラマン』(金城哲夫)で語られている。
※岩本弘司はバルタン3代目のスーツアクターでもある。
※メフィラス星人の声は星一徹の声で有名な加藤精三。
◆第34話「空の贈り物」メガトン怪獣スカイドン登場
監督:実相寺昭雄 脚本:佐々木守
ゲスト:小宅雅裕(子ども)
※カレースプーンのシーンは繋がっていない。
※水素注入車に『矢崎のタコグラフ』のステッカーが貼ってある。
◆第35話「怪獣墓場」亡霊怪獣シーボーズ登場
監督:実相寺昭雄 脚本:佐々木守
ゲスト:永井秀明(月ロケットセンター所長)、田村奈巳(所員)、奥野匡(所員)、石川隆昭(読経する住職)
※ウルトラゾーンは高度4万mに存在する。
◆第36話「射つな!アラシ」変身怪獣ザラガス登場
監督:満田かずほ 脚本:山田正弘
ゲスト:青木義郎(防衛軍参謀)、森塚敏(科学センター・岩本博士(代役))、小宅雅裕(子ども)
※科特隊の誓い第4条:科学特捜隊員は、いかなる場合においても命令を守り、命令に従って行動し、自分に与えられた責任を果たします。
◆第37話「小さな英雄」酋長怪獣ジェロニモン、友好珍獣ピグモン(再生)、
地底怪獣テレスドン(再生)、彗星怪獣ドラコ(再生)
監督:満田かずほ 脚本:金城哲夫
ゲスト:金井大(デパート支配人)、近藤美智子(少女)、毛利幸子(デパート女性従業員)、
浅野進治郎(権田博士)、小宅雅裕(再生ピグモン)、鈴木和夫(警察官)
※最高視聴率42.8%。
◆第38話「宇宙船救助命令」砂地獄怪獣サイゴ、光熱怪獣キーラ登場
監督:円谷一 脚本:上原正三
ゲスト:灰地順(V2職員)、北原隆(宇宙局局員)、武内亨(宇宙局局長)
※武内亨は『ガイア』「悲しみの沼」に平野役として出演している。
◆第39話「さらばウルトラマン」宇宙恐竜ゼットン、変身怪人ゼットン星人、宇宙警備隊員ゾフィー登場
監督:円谷一 脚本:金城哲夫
ゲスト:平田昭彦(岩本博士)
◇未発表タイトル1「宇宙基地救助命令」金星大怪鳥ガース登場
脚本:上原正三
◇未発表タイトル2「地球を売る男」侵略者シビラス人登場
脚本:山浦弘靖
水爆ミサイル基地の司令官を誘拐し、操ることによって地球に核戦争を起こさせようとする宇宙人の話。
◇未発表タイトル3「リプロスが狙っている」生物リプロス登場
脚本:田中美樹
水を吸って生長するXQ星の生物リプロスが出現、世界の原子科学者を次々と殺害する。
◇未発表タイトル4「マンダスの島」怪物マンダス登場
脚本:虎見邦男
消滅した火星の衛星デイモスが突如地球の海上に出現、同時に変幻自在の怪物マンダスが登場する。
◇未発表タイトル5「怪獣用心棒」怪獣ゴルダー登場
脚本:上原正三
世界征服を目論むサン・ダスト団の陰謀。皆既日食の日に怪獣ゴルダーが地上で破壊の限りを尽くす。
※ここまでが『レッドマン』名義で書かれた台本。
◇未発表タイトル6「東京危機一髪」ガス怪獣パンドラー登場
脚本:藤川桂介
スモッグを吸収するガス怪獣が現れ、東京の空は清浄に。怪獣保護派と怪獣退治派に意見が分かれてしまう。
◇未発表劇場映画用タイトル「ジャイアント作戦」バルタン星人、ロボット・ナポレオン、鋼鉄巨人G、
地底怪獣モルゴ、謎の侵略者登場
脚本:千束北男
それぞれが地球の覇権を賭けて攻めてくる。30分作品「ザ・ジャイアント」に改変したが、未製作に終わる。
【総括】
☆監督回数
野長瀬:8回、円谷:7回、飯島:7回、実相寺:6回、満田:4回、樋口:4回、鈴木:2回
☆脚本回数
金城:13回、山田:6回、佐々木:6回、南川:5回、藤川:5回、千束:2回、上原:2回、海堂:2回、若槻:2回、宮田:1回
☆怪獣流用リスト
ゴロー:『キングコング対ゴジラ』(1962年)のキングコングに尻尾を付けるなどして改造。
トドラ:『妖星ゴラス』(1962年)のマグマにヒゲを付けるなどして改造。
怪竜:『海底軍艦』(1963年)のマンダ(操演モデル)を流用。
ゴメス→ゴジラ→ジラース:『モスラ対ゴジラ』『三大怪獣 地球最大の決戦』(64年)のゴジラをゴメスに。
リトラ:『三大怪獣 地球最大の決戦』の二代目ラドンを大改造してリトラに。
ペギラ→チャンドラー→アトラクション用ペギラ:ペギラは各種の催事を経て角を付け、チャンドラーに。
ガラモン→二代目ガラモン→ピグモン:胸にマークを付けて二代目として再登場。
ボスタング:『ウルトラQ』製作第18話「OilSOS」のクラプトンを改造。
ピーター→ゲスラ:ゲスラ巨大化時に肌のディティールを変え、その後、ゲスラに改造。
パゴス→ネロンガ→マグラー→ガボラ→アトラクション用ネロンガ:バラゴンを改造してパゴスに。
スダール:『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』海外版の大ダコを流用。
ラゴン→巨大ラゴン→ザラブ星人:ラゴン巨大化時にボディ新調。そのボディをザラブ星人に流用。
セミ人間→バルタン→アトラクション用バルタン:二代目バルタン星人は全くの新調。
Aタイプ→にせウルトラマン→ゾフィー:ゾフィーのボディはAタイプ、顔はCタイプ。鼻筋に黒ラインが入る。
レッドキング→アボラス→二代目レッドキング:一度頭をすげ替えられアボラスとなるが再び頭が戻った。
ベムラー→ギャンゴ、ガヴァドン→ザンボラー、ガマクジラ→スカイドン、ヒドラ→ギガス、ゴモラ→ザラガス、
バニラ→イモラ(快獣ブースカ)、ケロニア→巨大ミイラ(戦え!マイティジャック)
☆あれこれ
※宮内國郎は『ウルトラQ』と『ウルトラマン』の中で『ガス人間第一号』(1960)の音楽を流用している。
※科特隊専用車:ベースはアメリカ製の「シボレー・コルベア」
※ウルトラマン前夜祭は7月9日に収録された。モンスター博士(田中明夫)と番人たち(伊藤素道とリリオリズムエアーズ)の実験室で生まれた七大怪獣(ガラモン、カネゴン、M1号、バルタン星人、アントラー、レッドキング、チャンドラー)が暴れ、泥棒たち(ナンセンストリオ)や科特隊の前にウルトラマンが登場する。
※最高視聴率は「小さな英雄」(67年3月26日)で、42.8%を記録。
※カメラマン:内海正治→鈴木文武、照明技師:山口偉治→高島利雄、特殊技術:高野宏一/有川貞昌
※一峰大二版・漫画『ウルトラマン』(講談社『ぼくら』掲載、全14話)には、漫画オリジナルの怪獣が4体登場する。サイボーグ怪獣タンギラー、怪獣ヤマトン、怪獣ゴルダー、怪獣ウェットンである。
※怪獣製作は主として開米プロが請け負った。会長は開米栄三。機電は主としてアップ・アートが請け負った。工場長は倉方茂雄。ヒルマ・モデルクラフトは主として大小メカのプロップ(小道具)製作。比留間伸志。
※20、25、29、30話の怪獣(ヒドラ、レッドキング、ギガス、ドラコ、ゴルドン、ウー)はエキスプロの製作。ツエニー(村瀬継蔵)、コスモプロ(三上睦夫)、レインボー造形企画(前澤範)はここから独立した。
[参考]
DVD『ウルトラマン』©1966円谷プロ
https://ja.wikipedia.org/wiki/ウルトラマン
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