たかの特撮ブログ

特撮ブログです。
ウルトラシリーズを軸に
特撮関連の記事を書いています。

    2020年07月

     延期となっていた『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』の公開日がついに決まった。8月7日(金)だ。公開決定にあたり、「3つの約束」を説明するタイガの動画がアップされた。


    1、前日に早く寝ること

    2、マスクの着用

    3、映画館で手を洗うこと

     ポケモン映画は冬まで延期されている中、ひと脚先に夏公開に漕ぎつけた本作。
    この決定にはおそらく大人の事情が相当絡む中、大変な議論が繰り広げられたことであろうと思う。
    たくさんの子どもが観る映画なので、映画館ではおそらく徹底した感染症対策がなされるに違いない。
    席もひとつかふたつずつ開けての使用になるのではないだろうか。


    なにはともあれ、あと1か月で公開。楽しみでならない。

    cf.)直前公開スペシャルについてはこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/5633973.html

    cf.)『ウルトラマンタイガ』総論はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6253725.html

    cf.)ウルトラマンレイガとグリムドについてはこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/5323380.html

    cf.)映画主題歌についてはこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/5323389.html

    [参考]
    ウルトラマンZ/劇場版ウルトラマンタイガ/ウルクロ公式Twitter(@ultraman_series)
    You Tube ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.チャンネル 【8月7日(金)公開決定!】『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』\\みんな、待たせたな!//
    https://www.youtube.com/watch?v=MvrAClBFHKA
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     7月5日(日)放送された『ULTRAMAN』第13話(最終話)「本当のウルトラマン」より。

    ・ACE猛攻。得意のギロチンで吊るされたULTRAMANとSEVENを助け、活躍するが、逆さ吊りにされ、エースキラーの銃撃を浴びてしまう。

    ・ULTRAMANの八つ裂き光輪。スムーズな発射動作から使いこなしている様子が分かる。

    ・ボロボロのSEVENも復活し、戦闘に参加。

    ・朝陽を反射する剣がまたカッコいい。

    ・エンディングの影絵にも出ている、うなだれるACEに銃口を向けるエースキラー。

    ・咄嗟の一撃でエースキラーの片腕を切断した北斗。燃え盛る館をバックに気合十分だ。

    ・しかし、エースキラーは速かった。右手の指を持っていかれる北斗。

    ・体を貫かれてしまう。

    ・最後の切り札でエースキラーの胸に穴を開け、力尽きる北斗。だが、エースキラーは死んでいなかった。

    ・進次郎が覚醒!井出の操作なく、自らの意思でリミッターを解除した。

    ・迷いを吹っ切った進次郎。ネペンテス星人を一刀両断する。「俺がやればいいことだったんだ」

    ・速さ対決でもエースキラーを翻弄し、宙に突き上げる。ウルトラハリケーンのオマージュか。

    ・スペシウムの熱線で跡形もなく焼き尽くし、勝利。原作漫画とは違った最期となった。

    ・残されたエースキラーの武器から宇宙に向けて信号が送られ、宇宙船からミサイルが落下。そのとき現れたのはベムラーだった。スペシウム光線でミサイルを爆破!

    ・爆発の光をバックに神々しいベムラーのイメージ。北斗の命を助けてくれるようだ。しかも人間の命を救うのは初めてではないという。・・・もしやッ!

    ・ヤプールを拉致した暗視ゴーグルのジャック。不穏な動き。

    ・ラストは青空の街を飛行するULTRAMANのカット。

     サブタイトルの「本当のウルトラマン」とは、進次郎や北斗が覚悟を決めてウルトラマンとして闘う決意をしたという意味と、ベムラーが実は本当の初代ウルトラマンだったという意味、2つの意味が含まれているように思える。

     最終回だけあって戦闘アクションが凄まじかった。それにしてもベムラー、最後にいいとこ持っていくなぁ。

     シーズン1はこれで終了。シーズン2にはTAROが登場。しかもCVは鈴木達央。主題歌「Core Fade」を唄うOLDCODEXのメンバーだ。楽しみ過ぎる。

    cf.)第12話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6441981.html

    [参考]
    TV『ULTRAMAN』TOKYO MX.©TSUBURAYA PRODUCTIONS ©Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi ©ULTRAMAN製作委員会
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     7月4日(土)に放送された『ウルトラマンゼット』第3話「生中継!怪獣輸送大作戦」ではギガスやゴモラが登場し、ベータスマッシュが初登場した。脚本はシリーズ構成も務め、先日早逝した吹原幸太。監督はメイン監督の田口清隆。

    ・ギガス。おそらく新造の着ぐるみ。半目で眠たげな表情が非常にいい。

    ・セブンガーの硬芯鉄拳弾。ロケットパンチはロボットの醍醐味。一度落ちかけて、そこからブースターで加速していく演出がまた良い。技名は実際に戦車等に使用されている「硬芯徹甲弾」からのものだろうか。

    ・ロケットパンチを食らって瞳が上下するギガス。田口監督の回の怪獣は表情演出もひと味違う。

    ・観測所を破壊してしまい、クリヤマ長官に怒られる。額縁に飾ってある書には「孤軍奮闘」と書いてある。

    ・「ゴモラ岩」のために現場をストップされた親方を演じるのは一本気伸吾。萬屋錦之介/石倉三郎のもとで修業をしていた。丸腰一座の座長。もう一人の若手の男を演じるのは安保匠。

    ・飛んでいくセブンガーを映すマスコミ。中には「KCB」の人も。KCBといえば、『ウルトラマンガイア』(1998)で吉井玲子が所属していたテレビ局だ。『メビウス』(2006)第45話等にもチラッと出てくる。

    ・ゴモラ空輸作戦開始。ヘリのような、あるいはドローンのような形の機械3機で吊り上げているがゴモラの大きさからして無理があるように見える。

    ・それを補助するセブンガー。ゴモラの丸まった姿もかわいい。今度はマスコミ陣が密になって撮影している。そしてちゃっかりKCBもいる。

    ・事務次長を演じるのはロバート・アンダーソン。カナダ出身の俳優だ。

    ・滑っておっとっと。事務次長からは「カブキ・アタック」と呼ばれた。

    ・「目がかゆいなら、こいつで掻いてやるよ!」怪獣を前に臆せず銃で立ち向かうヨウコ。狙いすます姿が様になっている。

    ・ゴモラを狙う主観カット。ゲーム「怪獣バスターズ」のようだ。

    ・ゼットのインナースペースの中では花粉がないらしい。ハルキはまだゼットに対して敬語。この関係、いつまで続くのだろうか。

    ・スラッガーでのヌンチャク技もゴモラには効かず、飛ばされてしまう。

    ・ヨウコが落としたウルトラマンのメダルをくれとボディランゲージで伝えるゼット。巨大ヒーローが細かいジェスチャーをしている様がコミカル。

    ・「マン兄さん、エース兄さん、タロウ兄さん」と「兄さん」縛りの呼び方。ベータスマッシュ登場。背景もマン、タロウ、エースに因んだ演出になっていた。

    cf.)『ウルトラマン』総論はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6642931.html

    cf.)『ウルトラマンエース』総論はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/5915827.html

    cf.)『ウルトラマンタロウ』総論はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/5925381.html

    ・アントニオ猪木のような登場イメージで現れるベータスマッシュ。「ベータスマーシュッ!!!」の声が「元気ですかー!」に聞こえる。

    ・ベータスマッシュ「1、2、3、ダー!」のポーズにしか見えない。

    ・トンカチを構えたキャラクターの看板が落ちてきて、セブンガーに当たり、ゴングの音が。遊び心がいい。因みに看板に書いてあったのは「大丸日曜大工センター」。

    ・エース譲りのバーチカルギロチン。

    ・タロウのウルトラダイナマイトのように体が燃え滾った状態で、アッパーカット!ゼスティウムアッパー。原典の『ウルトラマン』第27話「怪獣殿下 後篇」でもウルトラマンがゴモラにアッパーカットをかますシーンがあるが、そのオマージュから生まれた技だろうか。

     ゴモラを無人島に輸送することは叶わず、怪獣保護の観念もあまりないらしいこの『ゼット』の世界では、ゴモラは駆除されるしかなかった。原典『ウルトラマン』第26・27話「怪獣殿下」では尻尾を焼きちぎられ、角を折られ、スペシウムに倒れるという散々な目に遭ったゴモラ。『パワード』第11話のパワードゴモラは弱っていき力尽きた。

     『大怪獣バトル』シリーズでゴモラが味方怪獣として活躍して以来、ゴモラは悪役として出しにくいとされてきたが、今回は原典ゴモラの持つ悲劇性を順当に継承してみせた回であった。

     サブタイトルが「生中継!」ということから、報道陣のテレビカメラを通したアングルが多く映るかと思いきや、そうでもなかったのは少し残念なところ。また、ギガスはアバンだけで終わったのがもったいないので、ぜひ再登場してほしい。

     次回は2号ロボとしてウィンダムが登場。

    cf.)第4話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6535953.html

    cf.)第2話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6433016.html

    cf.)ゴモラ初登場回『ウルトラマン』第26話「怪獣殿下 前篇」はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6520129.html

    cf.)ゴモラ登場後篇『ウルトラマン』第27話「怪獣殿下 後篇」はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6533057.html

    [参考]
    You Tube ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.チャンネル
    『ウルトラマンZ』第3話「生中継!怪獣輸送大作戦」-公式配信- "ULTRAMAN Z" Episode 3 -Official-
    https://www.youtube.com/watch?v=4e0zMIMo7cM
    https://ja.wikipedia.org/wiki/一本気伸吾
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     絶賛放送中の『ウルトラマンゼット』(2020)。エンドクレジットを見ていくと、なにやら珍しい名前が。


    「背景  島倉二千六」


    「二千六」とは「ふちむ」と読む。特撮シーンで背景となる雲などの絵を描いていく「背景」担当の方だ。雲の表現が素晴らしいため、別名「雲の神様」と呼ばれている。

    1940年生まれのため、現在御年79歳か80歳。1960年に東宝の契約社員となり、1981年に退社。その後はフリーとして活動を続け、数々の賞を受賞。2015年には内閣総理大臣賞(ものづくり日本大賞)を受賞している。


    ウルトラシリーズの特撮美術背景を描き続けてきた功労者である。


    現在放送中の『ウルトラマンゼット』でも背景の雲表現にまで注目すると、作品をより楽しめるかもしれない。

    cf.)『ウルトラマン』総論はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6642931.html


    [参考]
    TV『ウルトラマンゼット』©2020円谷プロ・ウルトラマンZ製作委員会・テレビ東京
    https://ja.wikipedia.org/wiki/島倉二千六
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     『ウルトラセブン』(1967)でヒロイン・アンヌを演じたひし美ゆり子が、『牙狼〈GARO〉~MAKAISENKI~』(2011)に出演していた。

     元老院神官・グレス。魔戒騎士である主人公・冴島鋼牙に色々と命令を下す、どうやら偉い立場の役。

     最終回では素敵な笑顔を見せている。


    cf.)『ウルトラセブン』総論はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6375058.html

    [参考]
    DVD『牙狼〈GARO〉~MAKAISENKI~』©ProjectGARO・東北新社
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