たかの特撮ブログ

特撮ブログです。
ウルトラシリーズを軸に
特撮関連の記事を書いています。

    2020年12月

     12月19日(土)放送の『ウルトラマンゼット』最終話「遥かに輝く戦士たち」はデストルドス登場回。脚本は吹原幸太。監督は田口清隆。

    cf.)故・吹原幸太についてはこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/6267186.html

    ・サブタイトルには「夏川遥輝(ナツカワハルキ)」の下の名前が含まれている。

    ・ストレイジの行く手を塞ぐ警備隊。銃を構える隊長を演じたのは木村圭作。田口監督なじみの俳優で、『ウルトラゾーン』(2011)のドラマパートにも刑事役で出演している。

    cf.)『ウルトラゾーン』総論はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/6055472.html

    ・「安心しろ。峰打ちだ。」ジャグラーが格好良い。ユカの反応は当然、「解剖したい」のだろうが、DNAの採取のために髪の毛等を所望。

    ・「ゴー・ストレイジ!」これまで孤独だったジャグラー。だがこれまでのストレイジの面々との関わりが、宇宙人であることを明かしても切れない絆を築き上げていた。やっと彼にも本当の意味で「仲間」が出来た。

    ・ヨウコの狂い方が半端ない。少し引いてしまう程。

    ・街中にいるデストルドスの実景合成が見事。

    ・デストルドスの背中から出ているレッドキングの首が、アクションのときにプルプルと震えていてシリアスな戦闘シーンなのに滑稽でもあった。

    ・キンジグジョーSCとウィンダムでも歯が立たずピンチに。そのとき、鋼芯鉄拳弾が。キターーーーッ!!!という感じだ。操縦者はバコさん。「骨董品だってな~、まだまだ役に立つんだよ!」

    ・ドリルを装備するセブンガー。モゲラオマージュだ。このver.はソフビ化されるのだろうか。

    ・精神世界のような空間で腕相撲するハルキとヨウコ。涙の会話が良かった。

    ・落下するヨウコを助けるべく、豪風を浴びながら変身。ヨウコと手を取り合った瞬間は『ウルトラマンネクサス』(2004)の最終回を彷彿とさせた。だが、そのあとの両手を合わせて落下していく様はジブリ映画『千と千尋の神隠し』(2001)での千尋とハクそのものだった。

    cf.)『ウルトラマンネクサス』総論はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/5869472.html

    ・デルタライズクローの手に乗って助けられたヨウコ、そしてオープン撮影でのあおりカット。このあたりはファンを唸らせる王道演出。吹原幸太と田口清隆、分かってるな~

    ・「色々と面白いものを斬った。楽しかったぜ!」と言って捨て身の攻撃に出るベリアロク。まさか奴に自己犠牲の精神があったとは。

    ・巨大ビルに埋め込まれる形での破壊表現も良い。やはり最終回の特撮のために予算を温存していたようだ。

    ・「立ってー!ウルトラマンゼットー!」ここでお約束のOP。たまらない。

    ・ゼスティウム光線がZの字に曲がって討ち勝つ。最後まで自己主張。

    ・空の彼方へ飛び去るかと思いきや、疲れて途中で落下するゼット。1/3人前という設定のウルトラマンだからこそ出来る演出。

    ・ユカとカブラギに捕獲されるセレブロ。待っている運命は解剖しかないだろう。

    ・礼をするゼット。これも新鮮に映った。そして生きていたベリアロク。これもお約束か。

    ・エンドロールで「In memory of 吹原幸太」のクレジットが泣けてくる。因みにここでの「In memory of」は「~を追悼して」の意。


     ジャグラーにもやっと「仲間」が出来たことがファンとしては嬉しい。誰ひとり欠けることなくピンチを乗り越え、大団円を迎えたストレイジだが、ハルキが何の迷いもなさそうにゼットと共に宇宙へ飛び立ってしまうのが少し引っ掛かった。おそらく、尺の関係でそのあたりの逡巡は描けなかったのだろう。

     ネット流行語ランキングで第6位を獲得した「ウルトラマンZ」。今作は間違いなく今後のウルトラシリーズをさらに盛り上げていく起爆剤になった。・・・それにしても、映画が製作されないのは本当だろうか。製作すれば大ヒット確実なのだが。もったいない話である。

    cf.)第24話はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/8131805.html


    [参考]
    TV『ウルトラマンゼット』©2020円谷プロ・ウルトラマンZ製作委員会・テレビ東京

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     引き続き「特撮のDNA」レポ。

    今回は『ファイヤーマン』(1973)と『ジャンボーグA』(1973)のブースより。

    ・ファイヤーマンの番宣ポスター。火曜夜7:00に放送していたことが分かる。

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    ・ファイヤーマンの撮影用マスクとアトラクション用マスク。
    SAFの銃。
    ファイヤーブレスレット。
    すべて撮影当時のオリジナル。

    IMG_8106

    ・ジャンボーグAの番宣ポスター。土曜夜7:00に放送していたことが分かる。

    IMG_8100

    ・ジャンボーグAのマスク。撮影用オリジナルを修復したもの。
    PAT銃と通信機。撮影用オリジナル。

    IMG_8103

    ・ジャンボーグ9のマスク。アップショット用で、額に赤い石が隠されている。
    ジャンカーZ。撮影用オリジナル。

    IMG_8107


     ファイヤーマンとジャンボーグAはともに、『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』(2010)でグレンファイヤーとジャンボット(ジャンバード)というオマージュ・キャラとしてリバイバルを果たしている。

     ジャンボーグ9に関しては『ウルトラマンゼロ外伝 キラーザビートスター』(2011)でジャンナイン(もとはジャンキラー)としてリバイバル。

     ゼロが結成したチーム「ウルティメイトフォースゼロ」の一員として活躍を続けているが、今後もメンバーたちの活躍が見てみたい。できれば個々のキャラクターを深掘りしていってほしい。。。

    cf.)その20はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/8214819.html

    cf.)その18はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/8180513.html


    [参考]
    「特撮のDNA~ウルトラマンGENEOLOGY~」©円谷プロ・特撮のDNA製作委員会

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     引き続き「特撮のDNA」レポ。


    ・今回は『ミラーマン』(1971)、『電光超人グリッドマン』(1993)、『アンドロメロス』(1983)のブースより。

    IMG_8109

    ・ミラーマンのマスク。撮影用のレプリカとアトラクション用。
    ソルガンは撮影用オリジナルで金属製。
    インベーダーの銃も同様。

    IMG_8102

    ・メロス、ウルフ(彩色なし?)、フロルのマスク。
    マルスは飛行シーン用人形。すべて撮影用オリジナル。

    cf.)『アンドロメロス』総論はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/6123140.html

    IMG_8108

    ・グリッドマン人形は足元から撮り上げるショットのために作られたもの。
    背伸びをしたような、足首を伸ばした造型をしている。

    ダイナファイター、ツインドリラー、アクセプターはすべて撮影用オリジナル。

    IMG_8110


    ミラーマンは『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』(2010)でオマージュ・キャラ、ミラーナイトとしてリバイバルしている。

    グリッドマンはアニメ作品『SSSS.GRIDMAN』(2018)としてリメイクされている。

    アンドロメロスは2020年12月現在配信中の『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』で再び活躍する。

    ウルトラ以外の過去作品にもスポットを当て、大切にする精神が素晴らしい。


    cf.)その19はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/8181398.html

    cf.)その17はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/8104475.html


    [参考]
    「特撮のDNA~ウルトラマンGENEOLOGY~」©円谷プロ・特撮のDNA製作委員会
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     ※以下ネタバレあり!「怪獣酒場・新橋蒸溜所」の秘密の部屋に入ったことがない方は見ない方が賢明。。。
























     今月は誕生月なので、秘密の部屋に入れてもらった。







    ・「最強の部屋」
    最強といえば・・・・・・

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    ・ゼットン!

    『ウルトラマン』(1966)最終回「さらばウルトラマン」でウルトラマンを倒した最強の宇宙恐竜。

    黒を基調とし、白の蛇腹が手足に走る。アクセントに黄色、そして表情がない特徴的な顔、独特な形状の角。シンプルにまとまった「強靭さ」が感じられる秀逸なデザイン。


    IMG_8326

    ・後ろには科特隊日本支部もあった。本編のように火事にはなっていない。

    IMG_8327


    cf.)その15はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/9207016.html

    cf.)その13はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/8158077.html

    [参考]
    怪獣酒場・新橋蒸溜所

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     「トレギアのブラック・クリスマス」開催中の怪獣酒場・新橋蒸溜所。

    ・鴨のコンフィ~蒼き誘惑のフレンチ~
    フランス料理の定番をトレギア流にコーディネイトした一品。コンフィとは各種の食材の風味を良くし、尚且つ保存性を上げることのできる物質に浸して調理した食品の総称。青いのは着色されたマッシュポテトだった。×印にクロスされたパプリカは拘束ベルト、鷹の爪はトレギアの眼を表しているのだろう。
    これで限定メニューをコンプリートしたことになる。

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    ・バルタン星人の「赤色凍結光線カルパッチョ」
    サーモンの上に、赤色凍結光線に見立てたイクラを掛けて食べる。
    このハサミ型の器は持って帰りたくなる。棚に仕舞うときにかなり嵩張りそうだが。。

    因みに、「熱々蟹味噌グラタン」も同じ器のため、両方頼めばハサミが2つ揃い、バルタン星人ごっこができる。一方は冷、もう一方は温。バランスが取れている。
    そういえば『ウルトラマンダイナ』(1997)のレイキュバスも冷温を兼ね備えた怪獣だったが、バルタンの光線を参考にして設定されたのだろうか。

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    ・ブラックキングの「最凶ブラックラムコーク」
    ほのかな苦みもアクセントのラムコーク。

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    ・この日の戦利品。
    コルクコースターはグドン。今までセブン怪獣が続いていたが、ついに帰りマン怪獣に。
    紙コースターはゴースドン。
    トレギアポストカードは新デザインのひとつ。

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    cf.)その14はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/8170212.html

    cf.)その12はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/8145524.html


    [参考]
    怪獣酒場・新橋蒸溜所

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