引き続き「かいじゅうのすみか」レポ
見方を変えれば怪獣も被害者である。人間によって住みかを追われたり、人間の都合で闘わせられたり・・・そんな記述が目立つ。
『ウルトラQ』に出てくるゴメスとリトラ。高度経済成長中の弾丸道路建設で住みかを荒らされたゴメス。そりゃあ暴れるわ。事態収拾のために無理矢理孵化させられ、闘わせられたリトラ。どちらも被害者だ。
『ウルトラQ』に出てきたペギラ。南極に住んでいたところを人間に荒らされ、北極への引越し中に東京でひと休みしたかったところを邪魔され、苦手なコケを計2回も喰わされた。
『ウルトラQ』に出てくるトドラ。白い靄の空間はトドラによるものと思っていたが、もしかしたらトドラもあの空間に囚われた迷子なのかもしれない。
『帰ってきたウルトラマン』に出てくるツインテール。やはりエビの味がするのか。
『ウルトラマン』に出てくるネロンガ。エレキングの電気を吸収する姿を「片利共生」と表現しているが、エレキングも電気の溜め過ぎは体に悪そうだし、適度に吸ってもらえば電気太りしなくて済むのではないだろうか。
『緊急指令10-4.10-10』に出てくるアルフォン。1972年に放送された円谷作品だが、マイナーすぎてあまり知られていない。
[参考]
かいじゅうのすみかin Gallery AaMo製作委員会(円谷プロダクション/TBS/ローソンエンタテインメント)
にほんブログ村
コメント
コメントする