『ウルトラマンオーブ』(2016)のオープニングテーマはアニソン帝王と言われる水木一郎が歌っている『オーブの祈り』 。帝王が歌うだけあってウルトラ史上、類を見ないほど熱くキャッチーな曲である。
そのムービーで、出演者の名前クレジットが規定の書体ではなく、画面上に大きな帯とともにデカデカと表示される。その俳優女優のドアップとともに出てくるため、非常にインパクトのあるキャラ紹介である。
なぜこのような形になったのか。
メイン監督の田口清隆監督によると、前作の『エックス』ではサイバー空間がひとつの要素のため、それを基調にし、多い出演者をテンポよく見せていく手法をとった。それを見た当時の社長・大岡新一がひとこと「なんかチャカチャカしてるな」と言ったらしく、それが頭に残っていた田口監督は、「オーブではレギュラー出演者が少なくなったため、ひとりひとりに若干尺をとって、もっと分かりやすく印象的にできないか」と考え、あのようなドアップ&デカ帯演出になったという。
2020年6月20日放送開始予定の『ウルトラマンゼット』でもメイン監督を務める田口監督。『ゼット』でも印象的なオープニング演出になっているに違いない。
cf.)『ウルトラマンオーブ』総論はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6231535.html
[参考]
Blu-ray『ウルトラマンオーブ』©2016円谷プロ
You Tube 特爆!チャンネル 【坂本浩一VS田口清隆】特撮は爆発だ! #261 SP
https://www.youtube.com/watch?v=KfyI_k6M9xA
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