5月3日放送の『ULTRAMAN』第4話「リミッター解除!」より。

・倉庫内でエイダシク星人と戦う進次郎。若干押され気味。
ブレイクダンスの動きを採り入れた戦法を使うエイダシク星人。

・ウルトラスラッシュ(八つ裂き光輪)を早くも使う。劇中の名称はスペシウムスラッシュ。
スペシウム光線も使うが決まらず、倉庫を破壊した上、逃げられてしまう。

・街中での戦闘に。今までは秘密裏に星人を暗殺処理していたが、進次郎はまだ初心者。
世間に宇宙人とULTRAMANの存在を明かすことになる。
それが科特隊側の狙いでもあるという。

・居合わせたレナ。ここにいる人たちを守ってみせて、と進次郎に訴えるが、エイダシク星人の光弾が狙う。

・守ってこそのウルトラマン。「俺がウルトラマンだッ!」

・リミッター解除。3分という設定がここで使われる。赤く輝くSUITがカッコいい。

・左腕を切られ、分身を使うエイダシク。武器も術もバルタンモチーフだ。

・上空からのスペシウムで分身全てを焼き払う。「それはずるい」と言って消滅するエイダシク。

・よくやったなと褒めるハヤタ。もう歩ける程に回復したのか。これもウルトラの力か。

・上空からその様子を見て「フェイズ2」に移行すると呟くベムラー。今後の展開が気になる。

 リミッター解除後すぐにタイマー音が鳴るのが「?」となるが、「3分」という設定を大切にして、ここに落とし込むことによりリアル志向とのバランスを取ってくれたことが嬉しかった。「3分」をピンチではなくチャンスにした発想も良い。

因みに、
3分という設定は原典の初代『ウルトラマン』では、企画段階で金城哲夫と飯島敏宏との間での話し合いを中心に出たアイデア。ヒーローが強すぎるので、何か弱点が欲しい。という理由で設定した。

なぜ3分かというと、当時人気があった格闘技(ボクシング)の1ラウンド3分を参考にしたという。
他に現場的な理由では、ミニチュア特撮はお金が掛かるから、というのもある。

成田亨のデザインではカラータイマーは付いていなかった。ギリギリまでカラータイマーの話はなく、当初は若い女の子が「2分」とか「1分」というプラカードを掲げて残り時間を示すという案もあったようだ。
ところが出来上がってきたスーツに突然カラータイマーが付いていたので飯島監督もびっくりしたという。成田亨はカラータイマーに反対で、後のウルトラセブンにもカラータイマーを付けていない。

cf.)第5話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6092272.html

cf.)第3話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/5959893.html

[参考]
TV『ULTRAMAN』TOKYO MX.©TSUBURAYA PRODUCTIONS ©Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi ©ULTRAMAN製作委員会
You Tube CHBobcatsチャンネル ウルトラ伝説(初代マン編)Part2/4
https://www.youtube.com/watch?v=N3CFa6LaEGA
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