6月7日(日)放送の『ULTRAMAN』第9話「はじめまして、兄さん」より。
・北斗星司。進次郎の正体を知り、ACEの力を使って金を集めたり、謎の「おっさん」と通信する謎の青年。
・正体がバレていたことをジャックに相談する進次郎。気軽に呼び出して相談できる間柄だったのか。
・地下で発見されたピット星人の死体。内臓の一部が飛び出ているのがグロテスク。筋肉質な体型であることから、性別があるとすれば男かと思われる。原典『ウルトラセブン』(1967)以来、女型しか存在しないとされてきたピット星人だが、この世界では男型も存在するらしい。原典『セブン』準備稿段階ではマーガレット星人という名だったが、キューピッドのような可愛い姿で相手を惑わすことから、ピット星人となった。デザインは成田亨。トンボをモチーフとしており、お気に入りのデザインだった。因みに、ネーミングとは関係ないが、ヘビの鼻付近にある赤外線感知器官もピット器官といい、ピット星人の黒目によく似ている。
・ベロクロンにマウントポジションを取られ、ピンチに陥る進次郎。それを助けたのは北斗だった。
原典『ウルトラマンエース』(1972)第1話に登場したベロクロン。デザインは井口昭彦。背中側は珊瑚で、手前側が宇宙怪獣と想定している。珊瑚状の突起や口からミサイルなどの人工的な武器が出てくるところが、人智を超えた「超獣」らしさを醸し出していた。今回のベロクロンはミサイル発射の様子はなかった。
・「ぶったぎってやるの刑だ!!」エースといえばギロチン技が有名。バーチカルギロチン的なエフェクトがエモいビームカッター。原典『ウルトラマンエース』(1972)ではベロクロンを倒した技はメタリウム光線だったが、今回はギロチン技だった。返り血を浴びながら切断の様子が各アングルから描かれ印象的な絵になった。
・技の反動で腕がショートして動かなくなる。
・エドが笑っていることを見破る井出。何か知っている風な様子のエド。
強烈な印象のACE登場回となった。
cf.)第10話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6347185.html
cf.)第8話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6251359.html
[参考]
TV『ULTRAMAN』TOKYO MX.©TSUBURAYA PRODUCTIONS ©Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi ©ULTRAMAN製作委員会
https://ja.wikipedia.org/wiki/ピット星人
https://ja.wikipedia.org/wiki/ベロクロン
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