6月14日(日)放送の『ULTRAMAN』第10話「星団評議会」より。


・壊れた腕をヤプールに直してもらう北斗。原典『ウルトラマンA』(1972)では超獣を次々と生み出してきたヤプール。今作ではACEである北斗と協力関係にあるところが面白い。超獣を生み出していたいわゆる技術屋的な側面がクローズアップされ、北斗の体をメンテナンスする技術屋という設定となった。ヤプールの名前は沼正三の小説『家畜人ヤプー』から来ている。井口昭彦による初稿デザインでは魚のミノカサゴのような姿だった。今作ではその初稿デザインに近づいた印象。

・過去に起こった航空機爆破事件についてベムラーに問い掛けるアダド。ブラウンのジャケットが似合う。

・レナは、科特隊がいまも秘密裏に活動を続けており、ULTRAMANもその一員なのではないか、と疑い探りを入れる。

・警官に挨拶して地下鉄に潜入するSEVEN。バックには「渋谷」ではなく、「淡谷」(あわや)の文字が。また、「田園都市線」ではなく、「田田都市線」。「副都心線」ではなく、「副心線」。そして「半蔵門線」ではなく、「蔵門線」。このあたりも注目してみると面白い。

・地下で敵の気配に構えるULTRAMANとSEVEN。

・先回りしてベロクロンを倒していたACEが登場。科特隊にスカウトしてほしかったようだが、叶わず。

・アダドとジャック。グロテスクな「焼き鳥」料理を丸かじりするアダド。素材は何だろうか。

・北斗の回想シーン。

過去に四肢を失った北斗を救ったのはベムラーだった。ヤプールのもとに連れて来られ、義手義足を与えられたようだ。

cf.)第11話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6394058.html

cf.)第9話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6302633.html

[参考]
TV『ULTRAMAN』TOKYO MX.©TSUBURAYA PRODUCTIONS ©Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi ©ULTRAMAN製作委員会
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤプール人
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