7月11日(土)放送の『ウルトラマンゼット』第4話「二号ロボ起動計画」はテレスドンが登場し、特空機2号ウィンダムの初起動回。脚本は鈴木智。監督は辻本貴則。

・テレスドン登場カット。尻尾からの登場という意表を突く登場の仕方。怪獣の登場特撮カットに毎回こだわりを持つ辻本監督らしい。

・地下都市ジオフロントの看板。地底にこの開発音が響いていることがテレスドン登場の原因らしい。看板をよく見てみると、「モーハイム建設、辻本組、宮田工務店、他」と書いてある。モーハイム建設とは、アンヌ・モーハイムのオマージュだろう。書いてある電話番号は原典テレスドンの初放映日1966年12月11日となっている。芸が細かい。『ウルトラマンダイナ』(1997)第4話「決戦!地中都市」でもジオシティ開発の影響で怪獣が現れている。そのときの脚本タイトルも「決戦!ジオフロント」。

・ショベルカーに「辻本組」と書いてある。『ウルトラマンタイガ』(2019)第12話「それでも宇宙は夢を見る」のパゴスの遺体解体シーンでも出て来ている。


・追ってくるテレスドン。テレスドンの尖った顔をよく生かした迫力あるカット。

cf.)テレスドンの初登場回『ウルトラマン』第22話「地上破壊工作」はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6563618.html

・サーモグラフィーでテレスドンの内部の火炎袋が見える。

・バコさんが焼いた焼き芋がおいしそうだ。「使えるものなら何でも使って実現する」という言葉はアナログ特撮の真髄でもある。


・カブラギシンヤが使う怪獣メダルの製造機。超獣製造機の小型版のような雰囲気がある。

・ユカが保存していたネロンガの角。これがウィンダムの電力源問題解決の糸口となる。

・セブンガーの硬芯鉄拳弾がヒットするも、テレスドンには効かず。


・『ウルトラマンエックス』(2015)第3話「夜を呼ぶ歌」で見せた、テレスドンのトルネードアタック。

・ウィンダム登場。両腕がグルグル回る。

・そのままテレスドンに電撃アタック。これは今回の新技だ。


・×印になったセブンガーの目がかわいい。今回のベータスマッシュは猪木オマージュではなく、ダッシュしながらカッコよく登場。


・ジラースメダル。

・まさかのエリマキテレスドン。エリマキから無数の棘のような攻撃が。ちなみに原典のジラースにもこんな技はなかった。

cf.)ジラース登場回の『ウルトラマン』第10話「謎の恐竜基地」はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6636518.html

・ベータスマッシュでもゼスティウム光線が放てることが判明。


・エリマキから炎も吹き出す。便利なエキマキだ。


・ウィンダムがエリマキをはがす。お約束でもある展開。

・アルファエッジのゼスティウム光線。今回も空中撃ちだった。

・ウィンダムがまさかの全身からミサイル。ベロクロンのようだ。

cf.)ウィンダム登場回『ウルトラセブン』第24話「北へ還れ!」はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6556270.html

・さすがのテレスドンも粉微塵だ。


・パソコン画面を眺めながら不敵に微笑むヘビクラ隊長。


 辻本監督のミニチュア特撮愛が満載だった。テレスドンは夜の方が映えるので、特撮ナイトシーンが欲しかったところ。

次回はジャグラーが登場。やはりヘビクラ隊長はジャグラーだったのか。。。

それだけでなく、あのペギラも登場。ゼットランスアローが初お披露目となる。

cf.)第5話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6593557.html

cf.)第3話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6482254.html

[参考]
TV『ウルトラマンゼット』©2020円谷プロ・ウルトラマンZ製作委員会・テレビ東京
https://ja.wikipedia.org/wiki/ウルトラマンダイナ
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