引き続き「特撮のDNA」レポ。

『ウルトラセブン』(1967)のブースより。

cf.)『ウルトラセブン』総論はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/6375058.html

・セブンのマスクは通称A~Dタイプまで作られた。Dタイプの特徴は口角から下に伸びるラインに切れ込みがないこと。ウルトラマン同様、初めは口を動かせる仕組みだったが、撮影が進むうちに可動させないこととなり、後半は切れ込みがないマスクが使用されたという。

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・アイ・スラッガーの形状は少しずつ変化している。最初期型は正面に浅い溝があり、前側の切り込みは丸みを帯びている。よく見ると、切り込みの広さや形状にも若干の変化が窺える。

また、頭部に固定するためのネジ止めの穴もスラッガーの下にあるものと、側面にあるものがある。

鏡の前で「今日はどのアイ・スラッガーにしようかな」とネクタイを選ぶのと同じようにスラッガーをチョイスするセブンを想像すると面白い。

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・ウルトラ警備隊の衣装。隊員服はアンヌ隊員用。サイン入りのヘルメットはアマギ隊員用のもの。ウルトラガン(初期タイプ)はレプリカ。

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・ビデオシーバーはレプリカ。

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・ウルトラ・アイ。放射線状の切れ込みが入っている。

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・ウルトラホーク3号は2尺モデル。1号はふたつに折られて捨てられていたブリキ製のオリジナルモデルを原口智生が型を取って、FRPで再制作したもの。小さな2号は検討用モデル。金属で作られていて、かなりの重量があるそうだ。

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・ウィンダム頭部。高山良策所蔵のラテックス製オリジナル頭部を元にFRPで仕上げたもの。
レプリカとはいえ、目の表現など、素晴らしいものがある。

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cf.)その7はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/7817138.html

cf.)その5はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/7747851.html


[参考]
「特撮のDNA~ウルトラマンGENEOLOGY~」©円谷プロ・特撮のDNA製作委員会

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