たかの特撮ブログ

特撮ブログです。
ウルトラシリーズを軸に
特撮関連の記事を書いています。

    カテゴリ:ウルトラマン > ULTRAMAN(アニメ)

     5月31日放送の『ULTRAMAN』第8話「真実の幕開け」より。


    ・SEVENの一閃をかわすスクルーダ星人アダド。柔軟性のある体だ。『ウルトラマン』第28話「人間標本5・6」に登場したダダと比べると、ひょろひょろで頭でっかちのダダとは対照的に、筋骨隆々で頭も小さい。

    ・進次郎のパンチも全て見切られている。

    ・2人を翻弄するアダド。強すぎる。

    ・会場に仕掛けられた罠。観客の頭上に落ちてくる照明を連携して回収する。ナイスプレイだ。

    ・ベムラー登場。神出鬼没だ。

    ・会場の天井を破壊。進次郎が受け止め、宙空に投げてスペシウムで破壊した。
    人質となったレナと観客。ひとりと大勢の命、どちらを助けるかというよくある選択。

    ・ベムラーに吹っ飛ばされるSEVEN。今回はあまり良いトコなしだった。無念。

    ・レナを助けようとして乱入するがアダドに殺されるイガル。真犯人は人間だった。より等身大の社会を描こうとする『ULTRAMAN』らしい展開。アダドは星団評議会のエージェントとして潜入捜査をしていた。

    ・諸星「お前のそういうところ」「…気に食わん」
    「嫌いじゃない」と言うかと思いきや、「気に食わん」と来た。あくまで相容れない斜め上の言い回し。

    ウルトラマンショーを観てるような展開から、スッキリしない終わり方へ。
    新時代の『ULTRAMAN』はよりリアル志向に寄せ、現実社会のもどかしさに寄せている。

    cf.)第9話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6302633.html

    cf.)第7話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6198954.html

    [参考]
    TV『ULTRAMAN』TOKYO MX.©TSUBURAYA PRODUCTIONS ©Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi ©ULTRAMAN製作委員会
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     5月24日放送の『ULTRAMAN』第7話「秘められた想い」より。


    ・ブラックキングの尻尾で薙ぎ払われる進次郎。強烈な一撃。

    ・倒れたところに容赦ないブラックキングのパンチ。

    ・放り投げられた先には親子が。「危ない!」と思った次の瞬間、空中に浮遊していた。見上げる諸星。

    ・オープニングでも使われている突進カット。カッコいい。

    ・首を一閃。スライスハンドのオマージュ技か。

     昭和シリーズではよく行われていた首切りだが、このご時勢ではなかなか難しくなってきた。
    原典の『帰ってきたウルトラマン』(1971)第38話「ウルトラの星 光る時」ではスライスハンドのとき、背景を赤くして血は吹き出ない演出だったが、今回は青空に真っ赤な血を吹き出すカットで余計ショッキングな出来栄えに。因みに、当時の視聴率はハヤタとダンの共演が話題を呼び29%にまで上がった。

    ・ブラックキング出現に関して裏で手を引いていたのは井出とジャックだった。

    ・レナは実はウルトラマンが好きではなかったことが判明。生まれたときに、ウルトラマンの戦いに巻き込まれ母が倒壊した病院の下敷きになったという。

    ・事件の裏で暗躍するアダド。その真意は何か。

    果たして進次郎はレナを守ることが出来るのか。

    cf.)第8話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6251359.html

    cf.)第6話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6143819.html

    [参考]
    TV『ULTRAMAN』TOKYO MX.©TSUBURAYA PRODUCTIONS ©Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi ©ULTRAMAN製作委員会

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     5月17日放送の『ULTRAMAN』第6話「ウルトラマンという呪い」より。

    ・ロブトン星人。モチーフは『ウルトラマン』第17話「無限へのパスポート」に登場したブルトン。フランスの詩人・文学者、アンドレ・ブルトンから取った名前。

    ・ロブトン星人は原典のブルトンより平べったい印象。タニシのような物体を放出した。

    ・進次郎の一撃で青い血(?)を吐くロブトン。進次郎は止めを刺せず、ロブトンは捕獲処理となる。
    原典ではウルトラマンを苦しめたブルトンだったが、このロブトン星人は意外と弱かった。

    ・父との対話シーン。「ウルトラマンはその存在の大きさ故、その闇もまた大きく深い」。
    ハヤタの現役時代の苦悩が窺える一言。近年のウルトラシリーズは闇を多角的にしっかり描く潮流があり、それに対して主人公がどう闇を捉え、克服していくかの変遷がある。ここでもその一端が窺える。

    ・ブリス星人。この色使い。モチーフは『ウルトラセブン』第8話「狙われた街」に登場したメトロン星人だろう。赤、黄、青を基調とした斬新な色使いが特徴的なこのメトロン星人。当初は全身真っ白だった。撮影現場に送られてきた着ぐるみを見て、「真っ白のまま撮影というわけにはいかない」ということになり、現場で急いで色を付けることになったのだ。当時は10種セットのカラースプレーが重宝されており、緑や黒、茶色は山の色付けや汚し塗装で使うことが多く、あっという間に無くなっていた。一方、あまり使われない赤、黄、青は大量に残っていた。そこで、若い美術スタッフたちはそのカラースプレーであの色合いを実現したという逸話がある。

    ・レナの父親であることが判明した遠藤刑事たちを襲おうとするブリス星人。そのとき、スラッガーが2本窓を割って飛んでくる。こ、これはッ・・・!!

    ・ついに登場、SEVEN SUIT。剣で地面をなぞったときの火花がまた良い。

    ・一撃でブリス星人の腕を切った。キレッキレだ。躊躇なく止めを刺す諸星。緑の返り血が生々しい。
    原典の『ウルトラマン』などで怪獣・宇宙人の血を描く際、赤を使うことを禁じたという円谷英二。以来、緑や青がよく使われるようになった。

    ・宇宙人を殺すことにまだ悩みを抱えている進次郎は街中でブラックキングと遭遇。
    闘技場にいた奴だ。

    ・陰から様子を見るジャック。不敵な笑みだ。

    次回はブラックキング戦。OPでも描かれている迫力の戦闘シーンが期待される。

    cf.)第7話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6198954.html

    cf.)第5話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6092272.html

    [参考]
    TV『ULTRAMAN』TOKYO MX.©TSUBURAYA PRODUCTIONS ©Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi ©ULTRAMAN製作委員会
    会報誌TFC no.19
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      5月10日放送の『ULTRAMAN』第5話「異星人の街」より。

    ・レナのファンであるイガルのPC画面。よく見ると上の方に「ウルトラ5つの誓い」をオマージュとした文が。

    ・「はらぺこのまま学校へ行かないように、土の上で裸足で遊びました!!」
    ・・・意味が分からない。

    ・イガル。ピグモンがモチーフか。

    ・殺害現場。飛び散った血の描写が凄い。科特隊が捜査を引き継ぐことに。
    刑事・遠藤と倉田は現場をあとにするが、科特隊が嫌いという遠藤は納得がいかない。

    ・割り切れず迷っている進次郎に対し、セミの死骸と宇宙人の話をして「お前はウルトラマンとして、相手の命を奪ったことに変わりはない」と言い放つ諸星弾。

    ・だがこの台詞、進次郎はセミを殺している訳ではないし、セミを殺した仮定として話してもいない。セミは寿命で死ぬものと認識されるので、「変わりはない」という部分がセミに掛からないので論理として少しおかしいことになる。エイダシク星人がセミ人間やバルタンをモチーフとしていることから、セミを持ち出したかったのだろう。

    ・宇宙人街へ連れていかれる進次郎。
    カプセルに入れられた科特隊員が2名。実物なのかフィギュアなのかは不明。売っているのはダダか。

    ・謎の飲料。飲む気にならない。入っているのはダリーがモチーフだろうか。

    ・闘技場。ブラックキングの連続フックの猛襲をガードで耐えるジャック。さながらカメ作戦だ。

    ・渾身の右アッパーが決まり、KO。筋骨隆々のボディがカッコよすぎる。
    実は情報屋だったジャック。左手にはしっかりブレスレットが。

    ・ブラックキングに絡まれて殴られそうになる進次郎。
    間一髪で諸星の声に助けられる。

    ・イガルは殺害現場を覗いていたところを遠藤刑事に見つかり、顔を見られてしまう。
    イガルの動きも山﨑勝之が演じたそうだ。

    『平成セブン』のカザモリを演じた山﨑勝之はスポーツ万能。特技は空手(初段・全日本2位)、殺陣、ダンス、サッカー、アイススケート、水泳。最近はモーションキャプチャーの仕事をすることが多いようだ。

    上空から様子を見るベムラー。今回も不気味だった。来週はスーツ装着回。

    cf.)第6話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6143819.html

    cf.)第4話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6031944.html

    [参考]
    TV『ULTRAMAN』TOKYO MX.©TSUBURAYA PRODUCTIONS ©Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi ©ULTRAMAN製作委員会
    山﨑勝之〈Katsuyuki Yamazaki〉(山崎勝之)Twitter(@chan_YAMA)
    https://ja.wikipedia.org/wiki/山﨑勝之
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       5月3日放送の『ULTRAMAN』第4話「リミッター解除!」より。

    ・倉庫内でエイダシク星人と戦う進次郎。若干押され気味。
    ブレイクダンスの動きを採り入れた戦法を使うエイダシク星人。

    ・ウルトラスラッシュ(八つ裂き光輪)を早くも使う。劇中の名称はスペシウムスラッシュ。
    スペシウム光線も使うが決まらず、倉庫を破壊した上、逃げられてしまう。

    ・街中での戦闘に。今までは秘密裏に星人を暗殺処理していたが、進次郎はまだ初心者。
    世間に宇宙人とULTRAMANの存在を明かすことになる。
    それが科特隊側の狙いでもあるという。

    ・居合わせたレナ。ここにいる人たちを守ってみせて、と進次郎に訴えるが、エイダシク星人の光弾が狙う。

    ・守ってこそのウルトラマン。「俺がウルトラマンだッ!」

    ・リミッター解除。3分という設定がここで使われる。赤く輝くSUITがカッコいい。

    ・左腕を切られ、分身を使うエイダシク。武器も術もバルタンモチーフだ。

    ・上空からのスペシウムで分身全てを焼き払う。「それはずるい」と言って消滅するエイダシク。

    ・よくやったなと褒めるハヤタ。もう歩ける程に回復したのか。これもウルトラの力か。

    ・上空からその様子を見て「フェイズ2」に移行すると呟くベムラー。今後の展開が気になる。

     リミッター解除後すぐにタイマー音が鳴るのが「?」となるが、「3分」という設定を大切にして、ここに落とし込むことによりリアル志向とのバランスを取ってくれたことが嬉しかった。「3分」をピンチではなくチャンスにした発想も良い。

    因みに、
    3分という設定は原典の初代『ウルトラマン』では、企画段階で金城哲夫と飯島敏宏との間での話し合いを中心に出たアイデア。ヒーローが強すぎるので、何か弱点が欲しい。という理由で設定した。

    なぜ3分かというと、当時人気があった格闘技(ボクシング)の1ラウンド3分を参考にしたという。
    他に現場的な理由では、ミニチュア特撮はお金が掛かるから、というのもある。

    成田亨のデザインではカラータイマーは付いていなかった。ギリギリまでカラータイマーの話はなく、当初は若い女の子が「2分」とか「1分」というプラカードを掲げて残り時間を示すという案もあったようだ。
    ところが出来上がってきたスーツに突然カラータイマーが付いていたので飯島監督もびっくりしたという。成田亨はカラータイマーに反対で、後のウルトラセブンにもカラータイマーを付けていない。

    cf.)第5話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6092272.html

    cf.)第3話はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/5959893.html

    [参考]
    TV『ULTRAMAN』TOKYO MX.©TSUBURAYA PRODUCTIONS ©Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi ©ULTRAMAN製作委員会
    You Tube CHBobcatsチャンネル ウルトラ伝説(初代マン編)Part2/4
    https://www.youtube.com/watch?v=N3CFa6LaEGA
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