たかの特撮ブログ

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ウルトラシリーズを軸に
特撮関連の記事を書いています。

    カテゴリ:ウルトラマン > ウルトラマンジード

     5月30日放送の『ウルトラマンクロニクルZERO&GEED』第21話「これがGEEDの証だ!」は『ウルトラマンジード』(2017)第24話「キボウノカケラ」第25話「GEEDの証」の編集放送。


    ・レイトが戦いに赴くシーン。脚本の安達寛高(乙一)は当初、あっさりと書いていたが、坂本監督が「もっとウェットに書いてほしい」とリクエストされ、何回も書き直しがあったという。撮影中はにわか雨が降り、小澤雄太と長谷部瞳の渾身の演技を一層際立たせている。

    ・ゼロとベリアルアトロシアスの相討ちカット。当初は、「ゼロが決着をつけるべきでは?」という想いもあった坂本監督。決着はジードに譲ったが、ベリアルと因縁のあるゼロ、ウルトラの父、キングにもそれぞれの見せ場を作り、バランスを取った。

    ・ベリアルアトロシアスがビルに押し込まれる破壊カット。完全破壊ではなく、ビルが立ったままの半壊し。こういった破壊のバリエーションも素晴らしい。因みに、夜の決戦にしているのは、第1話を踏襲しているから。

    ・ファンを驚かせた全フュージョンライズ形態登場。これは坂本監督のアイデア。脚本の安達寛高(乙一)は当初、「一斉に分身して戦うんです!」と聞かされたときは本当にどうなることかと思ったという。各形態の力に結び付くウルトラマンたちがリクの呼びかけに応じて力を貸す形で収まった。

    ・ライハとケイの決着。感情のぶつかり合いを表現するために、若干ダーティな立ち回りをした。ここでのライハの型は平手の「長拳」ではなく、中指を突出させて相手の関節にぶつけていく「翻子拳」。山本千尋に、より強いオフェンシブさを求めた。

    ・ベリアルの回顧シーン。映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(2009)の映像や音楽は配給会社や製作委員会が違うため、権利的に使用が難しく、アーリーベリアルにレイブラッド星人が入り込むカットは新撮。映画とはアングルを変え、正面から描いている。坂本監督によれば、過去の映像を新撮でアップデートする手法は『あしたのジョー2』の矢吹ジョーVS力石徹の戦い的な感じで燃えたという。

    ・精神世界でリクがベリアルを懐柔するシーンは第17話でリクが懐柔されてしまったシーンを受けての逆パターン。ここでも雨を降らし、リクやベリアルの悲壮感を印象付けている。

    ・最後にレイブラッドが抜けてアーリーベリアルに戻る描写は、坂本監督なりのベリアルへの鎮魂歌的な意味もあったのだろう。このシーンが入ることによってベリアルにもひとつの救いがあったことを思うと泣けてくる。

    ・ジードのレッキングバーストで最期を迎えるベリアル。このあと、リクに「さよなら、父さん」と言わせている。ジードのスーツアクター・岩田栄慶はこの一言に物語のすべてが集約されていると語っている。ジードには思い入れが強く、オールアップのスピーチで言葉を詰まらせて大号泣したという。

    ・今回の編集放送ではBGMに「ShOUT!」が使われていた。

    ・ウルトラの父とキングの2ショット。この並びはかなりレア。キングがいう「本来の力はまだ秘められている、無限の可能性が。」という台詞は劇場版に登場するウルティメイトファイナルに繋がっている。

    ・子どもたちがジードごっこをする様子を見て、自分がヒーローになったことを自覚するリク。ドンシャインは、リクのヒーローへの憧れの根拠として作られたキャラクターで、本編でもあまり出番はないが、イベントなどでドンシャイングッズがよく売れたという。因みに、ドンシャインに助けられる女性役は造型製作部のスタッフ。


    今回も教室シーンはなかった。
    2009年から2017年まで、約8年間もの間、ゼロとベリアルの因縁が繰り返されてきたが、本作でベリアルには終止符が打たれることとなった。伏井出ケイの「エンドマーク」の台詞はベリアルに向けての意味もあったのではないだろうか。稀代の悪役・ベリアルに「お疲れさま」と言ってあげたい。
    次回からは『劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』の編集放送。


    cf.)『ウルトラマンゼロ』総論はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6085844.html
    cf.)『ウルトラマンジード』総論はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6238261.html

    [参考]
    TV『ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED』テレビ東京.©TSUBURAYA PRODUCTIONS
    Blu-ray『ウルトラマンジード』©2017円谷プロ
    『映画監督 坂本浩一 全仕事』著:坂本浩一 出版:KANZEN
    You Tube 特爆!チャンネル 【坂本浩一監督登場!】特撮は爆発だ! #235新春SP
    https://www.youtube.com/watch?v=FSLhWrnjQW0&t=3784s
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     2017年に放送された『ウルトラマンジード』はウルトラマンベリアルの息子・ジード(朝倉リク)を主人公とし、ベリアルの最期まで描かれた物語。

     プロデューサーの鶴田幸伸は小説家・乙一にシリーズ構成を要請。乙一の息子がウルトラシリーズにハマっていたことから、オファーが受け入れられた。

     企画当初の仮題は『ウルトラマンゴオ』。防衛隊が登場しないことは決まっていたため、怪獣の情報を収集するグループとして、大学の研究室やサークルの登場が想定されていたが、子どもが憧れる設定にするために秘密基地を拠点とする案が採用された。登場人物の名前はSF作家の名前の捩りが多い。

     メイン監督は坂本浩一。自身が手掛けたゼロとベリアルの初登場作品『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(2009)から始まった因縁の対決。そのベリアルの最期を自身の手で締めくくることとなり、運命的なものを感じたという。また、『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』(2010)でナオを演じた濱田龍臣が主人公・朝倉リクに抜擢された。

     前作『オーブ』(2016)に引き続き、この『ジード』でも2人のウルトラマンの力を借りることで変身(フュージョンライズ)する設定となっており、『オーブ』では使われなかったウルトラの父やウルトラマンキングの力も使われている。また、それまでゼロが単発で客演することはあったが、テレビシリーズにレギュラーとして参加するのは初となるため、ゼロの物語でもある。

     作品の根底に「父殺し」という暗い設定があるので、明るいテイストの作品づくりが目指された。主人公・リクをポジティブな性格にし、その性格を引き立てるため、相棒のペガッサ星人・ペガには後ろ向きな言動をさせている。また、『ウルトラセブン』(1967)50周年の年でもあったため、登場する宇宙人は『セブン』から選ばれた。

     ジードのデザインは後藤正行が担当。最初はベリアル要素が強すぎると、ヒーローとして成立しないのではないかと不安だったが、思い切ってベリアル要素を入れ、初代ウルトラマンタイプの基本デザインに禍々しい特徴を組み込んだという。ベリアルと似て非なる存在であることを示すため、目の割れ目の方向を逆さにし、色を青とした。牙のように見える口にも拘ったという。ファイトスタイルも荒々しさが追究された。

     坂本監督は当初、ベリアルとの決着はゼロが付けるべきでは、という想いもあった。しかし、小山ゆうのボクシング漫画『がんばれ元気』(1976)を参考に、シリーズ全体を通してジードの成長を説得力ある形で描き、ジードが世代を超えてベリアルに引導を渡す、という決着へ上手く導いた。

     商戦も好調で、「1年に1作と映画1本」というニュージェネレーションの流れを続く『R/B』(2018)へと引き継ぐこととなる。

    cf.)前作『ウルトラマンオーブ』総論はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6231535.html

    cf.)次作『ウルトラマンR/B』総論はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6244727.html

    [参考]
    Blu-ray『ウルトラマンジード』©2017円谷プロ
    『映画監督 坂本浩一 全仕事』著:坂本浩一 出版:KANZEN
    https://ja.wikipedia.org/wiki/ウルトラマンジード
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     5月23日放送の『ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED』第20話「エンドマークを打たせるな!」は『ジード』第22・23話の編集放送。どちらも脚本は三浦有為子、監督は武居正能。

    ・伏井出ケイの最終章のつもりで、見劣りのないエピソードにしようと思ったという三浦有為子。書くのが怖く、書きながら体調が悪くなったそうだ。

    ・アリエが捕まっている鉄塔は特撮シーンとの合成で、鉄塔はなんと紙製。操演の根岸泉が昔ながらの技法で、たくさんのピアノ線を張り巡らせた仕掛けを用意し、グニャっと曲がる描写を表現した。さすがの職人芸だ。武居監督によると、人質交換という地味な設定だったので、絵に派手さを求めたという。

    ・ゼナ役の岩田栄慶は「ガンアクションをやりたい」と希望、武居監督は「ゼナとケイを戦わせたい」と思っており、この銃撃戦が実現した。

    ・ツインギガブレイク。カッコいい。昨今は何が何だか分からなくなるCG表現が多い中、このくらいのCG加減がギリギリでちょうどいい。

    ・アリエの殺害はショッキングなシーン。武居監督の狙いである。このときは暗い色の服を着ているアリエ。後の沖縄では白い服を着る。

    ・沖縄ロケ。プロットでは全員で沖縄に行き、手分けしてケイを探す流れだったが、武居監督の意向で、リクだけがまず思念通話で呼び出され、ケイとの関係を濃密に描く運びとなった。沖縄では限られた期間だけ南十字星が見えるということや、ハレー彗星の話を結び付け、ストルムの光の設定に行き着いたという。

    ・レンズにワセリンを塗り、メイクさんの手鏡を借りてキラキラと差し込む光を表現。これぞ撮り切りの妙。監修の大岡新一は「一周回ってハイテクだな」と評価したという。

    ・特撮ミニチュアも沖縄の建造物を表現すべく凝った作りとなっている。石垣のグスク、赤瓦の屋根、給水タンク、バナナの木、ソテツ。シーサーは現地で買ったものをそのまま使用。アジアンタムやワイヤープランツは生木を使っている

    ・ケイの眼や口から光が出るなどのエフェクトは作家・林潔が担当。『DOGENGERS』(2020)でも合成を担当している。

    ・残波岬でのラスト。さながら火曜サスペンス劇場だ。アリエが白い服を着て登場するのはアリエ役の小林涼子のアイデア。ベリアル用のドスの効いた声を用意して撮影に臨んだが、「そこまでだとやり過ぎなので大丈夫」と言われたそうだ。役作りへの真摯な姿勢が窺えるエピソード。
    因みに小林涼子は『仮面ライダー THE FIRST』(2015)で原田美代子 / スネーク役を演じている。

    ・ストルム器官を食べる描写は武居監督がやりたかった表現。映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』(2010)でのエメラナ鉱石を口から吸い込むシーンを想起させる。

    ・ストルム器官をベリアルに奪われ「これ以上の喜びがあるか」と涙を流すケイ。武居監督は撮っていて堪らないものがあったという。

    沖縄という絶好のロケーションを十二分に生かした贅沢な絵作りが堪能できる回となった。

    因みに、今回も教室シーンはなかった。

    cf.)『ウルトラマンジード』総論はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6238261.html

    [参考]
    TV『ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED』テレビ東京.©TSUBURAYA PRODUCTIONS
    Blu-ray『ウルトラマンジード』©2017円谷プロ
    Aya Satsuki Twitter(@touhu320111)
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      5月16日放送の『ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED』第19話「運命を変えていけ!」はキメラベロス回の編集放送。

    ・ゴドラ星人。『ジード』が放送された2017年は『セブン』(1967)放送50周年にあたるため、坂本監督はセブンの宇宙人はできるだけ使いたいと思っていたという。スーツも新造形。脚本の安達寛高(乙一)によると、ベリアルに一撃で粉砕されてしまうことでインパクトを持たせたという。

    ・泥まみれの戦い。ベリアルの残忍さやジードの悲壮感を出す狙いで採り入れたシチュエーション。災害時に起こる液状化現象が起きていたという捉え方もできる。坂本監督は対ベリアル戦を様々な状況で戦わせており、第二期ウルトラシリーズや『ウルトラファイト』(1970)によく見られる、泥や土埃舞う中での戦闘へのオマージュでもある。それにしても泥が黒すぎて絵に凄まじさが出ている。墨汁のようにも見えなくもない。

    ・キメラベロスに吸い込まれるシーンは、レイブラッド星人がアーリーベリアルに入っていくシーンと同じ構図にしている。このあたりの細やかな演出もいい。

    ・精神世界の描写。背景が赤い。実景との合成だが、ベリアルの寄りは撮り切り。劇場版『ギンガS』のネクサスのバトルシーンと同じ手法。

    ・ベリアルに懐柔されてしまうリク。リクの悲壮感やベリアルの精神状態を表すために雨降らしにこだわった坂本監督。最終回の特撮で雨降らしをやりたかったため、そのテストケースとしてもこの回で敢行した。

    ・後ろからキメラベロスにロッキングされたまま、レッキングバーストで月面から地球に戻るジード。
    レッキングバーストの使い方にバリエーションを持たせる意図があったという。シリーズの中で、至近距離撃ちや、倒れ込み撃ち、空中撃ちなど色々存在する。

    ・目にも止まらぬ速さでキメラベロスを翻弄するアクロスマッシャー。坂本監督はアクロスマッシャーを演出するのはこの回が初めて。足があまり地面につかないイメージで動きをつけたという。デザイン上では、ソリッドバーニングがメカメカしい感じなので、アクロスマッシャーは昭和っぽいシンプル寄りにし、構えや動きにはコスモス由来の太極拳を採り入れた。

    ・マグニフィセントも坂本監督初演出。登場シーンが印象的で、奥のビルの窓が鏡になっていて、マグニフィセントが映り込む。映画『ウルトラマンサーガ』(2012)のダイナ登場シーンにも似ている。シリーズ構成の早い段階で打ち合わせに参加した坂本監督は、各形態にオーダーを出しており、マグニフィセントはどっしりとした重量感のパワー系とした。また、ウルトラマンは下半身があまり映らないことが多いので、上半身に意匠を凝らし、下半身はなるべくあっさりとしたデザインとなっている。


    ・拳を合わせるのはこの作品において絆を象徴する大切な動作として描かれている。
    脚本の安達寛高(乙一)によると、知人の兄弟がこの動作をやっていて、それを参考にしたという。
    当初は、ライハのもとに死んだ両親の声が届き、リクを連れ戻しに行く流れだったが、ドンシャインを使ってヒーローへの憧れを思い出す流れに変えた。ジード復帰の際のゼロの台詞「遅いぞ、“ウルトラマン”ジード」にも繋がり、ゼロがリクをひとつ認める描写となっている。

    ・キングのリトルスターをジードに渡すため、祈りの剣舞を舞ったライハ。元々武術全般は儀式的な意味合いがあり、それを組み込んだという。演じている山本千尋は第16話で棒術も披露している。

    ・ロイヤルメガマスター登場。デザインの際、坂本監督は魔法使い的なイメージをオーダー。ガツガツ戦うイメージではなく、杖型の武器を持たせ、マントを羽織り翻して技を放つなど、優雅に戦うイメージで演出した。

    ・ブラザーズシールドの際、手前に映る立体駐車場は第11話の田口監督回で出て来たミニチュア。奥にある鉄橋は第5話の市野監督回で出て来たミニチュア。内引きカットも豊富で、美術部の技術の高さが覗える。

    ・空中戦は映画『ULTRAMAN』(2004)の空中戦が脳裏にあったという坂本監督。フルCGで描く余裕はなかったため、ワイヤーアクションで撮った素材にマントと羽をそれぞれCGで付け足して表現したという。

    ・キメラベロスの爆発はガソリン爆破のように見える素晴らしい爆破効果をもたらしているが、スタジオ内ではガソリンを使ってはいけないため、ガソリンは使っていない。操演の根岸泉が工夫して火薬の調合をしているらしい。もはや達人芸の領域。

     坂本監督は最終回を撮るくらいの意気込みで挑んだそうだ。金色を多くあしらったロイヤルメガマスター。以降、ルーブやフォトンアースなど、金色がしばしばデザインに用いられるようになる。子どもにとっても金色は特別な色。商戦にも大きく影響している。事実、『ジード』はグッズ販売で好成績を残したという。泥まみれから金色へ。絵としてもコントラストで華々しい印象となった。

    今回は教室シーンはなかった。

    cf.)『ウルトラマンジード』総論はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6238261.html

    [参考]
    TV『ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED』テレビ東京.©TSUBURAYA PRODUCTIONS
    Blu-ray『ウルトラマンジード』©2017円谷プロ
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      5月9日放送の『ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED』第18話「使命をフィニッシュ」はゼガン回の編集放送。

    ・教室ではジャグラーが登場。机に脚を乗せて偉そうに授業を聴く。ゼロもとくに指摘しないのは自分もレオに不遜な態度を取っていたからだろうか。

    ・大量のドライアイスを使ったゼガン登場カット。海から押し寄せる霧の中から亡霊が現れるイメージだという。囲いを作った上で、囲いに沿って建物を配置し、ドライアイス投入。操演部が尻尾をピアノ線で吊って表現している。操演の根岸泉の「やりましょう」の一言で決行となったそうで、印象的なカットとなった。


    ・脚本の根元歳三によると、この回はまだマグニフィセントが登場して間もない頃だったので、あまりピンチにしたくなかったとのこと。互角の戦いにして、間にゼロが割って入る展開にした。


    ・モアとクルトが語り合うシーン。「ゼナの厳しさ」を共通の話題にしてクルトから笑顔を引き出し、打ち解け合うモア。異者を受け入れることが自然に出来てしまうモアの気質が如実に表れている。
    また、カラコレで印象的な絵になっている。
    クルトを演じるのは鈴木裕樹。
    大学時代にお笑いコンビ「ロードナイン」を結成し仙台で半年間活動していた過去もある。
    『獣拳戦隊ゲキレンジャー』(2007)の漢堂ジャン / ゲキレッド役で有名。


    ・脚本の根元歳三によると、当初はクルトが死なないパターンも想定されていた。しかしクルトに自らの意思を貫かせ、ケジメをつけさせないと物語にピリオドが打てないと判断したという。

    ・岩田栄慶の表情がいい。

    ・「ジーっとしてても、ドーにもならないから」
    脚本では泣きながらの台詞だったが、市野龍一監督の判断で涙を溜めた笑顔で終わることに。
    演じた長谷川眞優は「下を向くと泣きだしそうなので、上を向いてしゃべっていいですか?」と市野監督に相談したという。


    ・授業後はジャグラーが教壇に。オーブについて語り尽くした。どんだけオーブ好きなんだ。


    cf.)『ウルトラマンジード』総論はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6238261.html

    cf.)『ウルトラマンオーブ』総論はこちら→http://ultra-7.blog.jp/archives/6231535.html

    [参考]
    TV『ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED』テレビ東京.©TSUBURAYA PRODUCTIONS
    https://ja.wikipedia.org/wiki/鈴木裕樹
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