たかの特撮ブログ

特撮ブログです。
ウルトラシリーズを軸に
特撮関連の記事を書いています。

    カテゴリ: ウルトラマン

     引き続き松明通り。

    ・帰ってきたウルトラマン
    →ウルトラブレスレットが変化したブレスレットスパークを掲げた姿。ブレスレットは超便利で融通の利くチート武器。剣、ランス、スパーク(光の刃)、ボム、盾・・・。これひとつあれば自分は何もせずに済みそうだ。ただ、一度だけこの武器の制御を敵に奪われピンチに陥ったこともある。

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    ・ベムスター
    →『帰ってきたウルトラマン』に登場した宇宙大怪獣。よく見るとかわいい顔をしている。腹の口でなんでも吸い込み、スペシウム光線も吸収してしまう。後年の作品ではよくガンQと一緒に登場し、ベムスターが吸い込んだ光線をガンQが吐き出すコンビネーションを披露している。

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    ・ゼットン
    →『ウルトラマン』最終話に登場。ウルトラマンを倒した宇宙恐竜。最強と目されるが、後年の作品では活躍しても結局ウルトラマンたちに倒される扱いが多く、絶対性が薄れてきている。

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    ・ゾフィー
    →『ウルトラマン』最終話に登場した宇宙警備隊隊長。M87光線のポーズ。ただ、初登場のときは戦わず、ウルトラマンとハヤタ隊員を救済しただけだった。後に、ウルトラ兄弟のピンチに度々登場しては返り討ちに遭うことが多く、弱いイメージがついてしまっていたが、近年の作品では重要な局面で見事なアシストをする場面が多く、実はちゃんと強かったと思わせる演出が多い。

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    ・ウルトラの母
    →『ウルトラマンタロウ』に登場したタロウの実母。後に、マリーという名前だったということが判明する。

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    ・ウルトラマンエース
    →脚を大きく開いた状態でのメタリウム光線のポーズ。やはり光線を撃つときは下半身の安定性が大切なのだろうか。昭和作品では光線を放つとき、合成の関係で基本的にその反動は描かれないのだが、近年の作品では強すぎる光線の場合は反動を表現することもしばしば。因みに、ゲーム『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』では、ウルトラマンがスペシウム光線を放つとき、大砲を撃つときのような反動表現が描かれた。

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    ・ウルトラマンタロウ
    →ウルトラの父とウルトラの母の実子。近年はタイガという息子が登場し、この家系だけ3世代に渡って地球に登場している。ちなみにまだパートナーが誰かということは描かれていない。ストリウム光線のポーズ。他に有名な技としては、ウルトラダイナマイトがある。使うと寿命が縮んでしまう設定なのだが、一度は自ら封印した技なのに、近年の作品ではちょくちょく使っているため、早死にしてしまうのではなかろうか、と少し心配。

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    ・各像の配置図

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     ウルトラファンなら歩くだけで楽しい通りであった。


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     いつか行こうと思っていた円谷英二の生誕地・福島県須賀川市についに行ってきた!


    ・須賀川駅前のウルトラマン像。
    →筋骨隆々の感じが素晴らしい。下手にカラーリングせず、石の色をそのまま生かしたのであろうが、それもまた良い。ウルトラマンが本当にこのポーズで石像化されてしまったかのようだ。石像化や銅像化、あるいは金の像に変えられてしまったケースは多い。その度に他のウルトラマンや防衛隊に助けられ、また怪獣や宇宙人に立ち向かってきた。そんな不屈の精神を表現しているかのようだ。

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    ・ウルトラマン
    →駅前から真っ直ぐ進むと松明通りが伸びている。その両側には数々のウルトラマンや怪獣の像が立ち並び、間にある松明風のライトにも怪獣たちの影絵があしらわれている。スペシウム光線を放つポーズのウルトラマンは奥の方にあった。

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    ・カネゴン
    →ウルトラQに登場したカネゴンは等身大怪獣。ベンチに座っていても違和感があまりない。

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    ・ピグモン
    →『ウルトラマン』に登場した友好珍獣。これも等身大怪獣。ベンチに座ってしょんぼりしているように見えるのがまたかわいい。

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    ・ゴモラ
    →『ウルトラマン』に登場。「怪獣殿下」前後編で大暴れし、大阪城を破壊した。表情がいかつい。

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    ・ウルトラセブン
    →主に宇宙人からの侵略に対し闘い、地球を守った深紅の戦士。エメリウム光線のポーズが良い。

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    ・エレキング
    →『ウルトラセブン』に登場。木曽谷の湖に出現した宇宙怪獣。青空の下でも白い体が映えるし、夜空の下でも口が光って映える。回る角や長い尻尾も魅力的な人気怪獣。

    アグルの展示が3日までだったので、墓場の画廊に見に行った。

    ・アグル(V2)
    ガイアに比べ、耳が横に広がらずシャープな輪郭なので、非常にスマートに見える。アグル登場まで、ティガ・ダイナといったタイプチェンジで青系の体色になるウルトラマンはいたが、基本形態が青のものはいなかった。当初はダーティーヒーロー的な位置付けだったが、後にガイアと肩を並べて闘うようになる。

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    ・頭上にはΣズイグル
    アグルがV2にパワーアップして復活したときの登場怪獣。十字架を思わせるデザイン。胸の中央に我夢を捕らえて天空に去ろうとした。劇中で使用されたものだろうか。メカニックな部分と、肉厚的な部分が混在していて、意思を持った生物なのか、機械なのか、よく分からない感じがまた良い。


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    ・アグル復活の台本など
    やはりアグルのベスト1エピソードは「アグル復活」だろう。海を割って登場したV2のカッコ良さは今も目に焼き付いている。

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    当初はガイアに力を渡してアグルはそのまま退場。復活の予定はなかったそうだが、人気の高まりを 見た製作陣が復活を決めたらしい。あの復活は何度観ても感動させてくれる、忘れられない名シーンである。

    [参考]
    墓場の画廊

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     中野ブロードウェイにある「墓場の画廊」に行ってきた。円谷コンベンションの前哨戦としてポップアップストアが開催されているからだ。今回は放送25周年となるウルトラマンガイアがフィーチャーされている。


    ・ガイアがお出迎え
    アグルの光を得たV2のバージョンである。
    一番の必殺技である「フォトンエッジ」が頭部から発射されたのは驚いた。
    胸に走る黒いラインは今思えば斬新だったのかもしれない。

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    ・フォトコーナーにはガイアとアグル

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    ・スチール写真の数々
    もう一度全話観返したくなってしまう。

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    ・XIGのユニフォーム
    ティガ、ダイナでは防衛隊のユニフォームがつなぎだったのに対し、ガイアのXIGでは上下セパレート。暑さ面で俳優たちの負担は軽減されたのではないか。

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    ・おそらく劇中で使われたものであろう、ファイターEX、変身アイテムであるエスプレンダーとアグレイター。エスプレンダーは思ったより小さかった。アグレイターはウィング部分に施されている文字的な装飾が良かった。

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    ・ガイア(SV)の飛び人形、テンカイのコア、ソフビ類

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    ・台本展示もあった。
    開かれていたのはイザクの回のページだった。

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    ・この日の戦利品
    クリアファイルとポストカード。

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    世紀末思想をベースに根源的破滅招来体が設定され、地球環境・生態系といった問題を扱った回も多かった。ガイア(地球)理論からネーミングされたウルトラマンガイア。

    現実の世界では、地球を救う方法を分かっていながら、資本主義に毒され過ぎて地球破滅への道を止められない愚かな人類が蔓延っているわけだが、もし地球の意思としてガイアが現れたら、地球を守るため、まず人類を滅ぼすかもしれない。。。

    あくまで30分の特撮番組なので、地球を救う具体的な手立ての紹介というよりは、マクロな視点からの警鐘・問題提起に留まざるを得ないところがもどかしくはあるが、今一度、地球について考えるきっかけとして観るべき作品ではないだろうか。

    [参考]
    墓場の画廊

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     池袋パルコにて開催中の「ULTRASEVEN6+1展」に行ってきた。

    展示品は多くなかったが、改めて考えさせられる内容だった。

    というのも、令和となった今も戦争は絶えず繰り返され、ロシア・ウクライナ間の戦火に日本も巻き込まれる可能性がある昨今、セブンの掲げる「反戦平和」のテーマが強く想起されるからだ。


    ・ウルトラセブン
    入場するとセブンがお出迎え。バックに書いてある「デュワ」がストレートすぎてにんまりしてしまうが、強さと柔和さが共存する顔、とりわけ目のデザインがすばらしいなぁと改めて思う。

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    ・巨大アイスラッガー。
    展示品の中で、各俳優やアーティストがアイスラッガーの型に色とりどりのデザインを施したものがあり、それぞれ元となる絵画やコメントが寄せられていた。『ウルトラマンギンガS』でアンドロイドワンゼロを演じた最上もがの作品もあり、鮮やかな薄黄緑に染められたアイスラッガーが一番印象的だった。

    他に、錠マエというイラストレーション作家の作品は、キングジョーの各所から紫陽花が咲き乱れているもので、沖縄の喜納昌吉の訴えと通ずるものを感じた。

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    ・セブン、ゼロ、ゼット
    最後はセブン、ゼロ、ゼットの3人がお見送り。ゼットの眼やカラータイマーの発光装飾や各スーツの口や耳のスリットまで、近くに寄って観察させてもらった。

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    あるアーティストのコメントの中に、「政治・外交の失敗で戦争は起こる」「拳銃は人を殺す為の道具でしかない」とあり、同じように「人間と宇宙人の間に立つが仲裁・調停に失敗するセブン」「アイスラッガーは敵を殺す為の武器でしかない」という主旨の言葉があり、その人の作品は赤いアイスラッガーの中に、小さくより鋭利な白いアイスラッガーが描かれていた。

    上手く立ち回って闘い(戦争)を回避することに失敗した時点で敗北しているセブン、事態収拾を図るために仕方なくアイスラッガーを振るうセブン、、、そんな悲しい未来を招かないために反面教師的に描かれた作品。それが『ウルトラセブン』なのだ。そんな主張が読み取れた。

    では、今の日本が取るべき行動とは何か。セブンをヒントにそんなことを考えた。

    cf.)『ウルトラセブン』総論はこちら→http://tokusatsu-ultra.xyz/archives/6375058.html

    [参考]
    ULTRASEVEN6+1展
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